過去ログ - 高垣楓「シンデレラ前夜」
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10:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/12(月) 01:03:20.10 ID:GdVxBNigO
だるい体を引きずって、346プロまで足を運ぶ。

アイドル部門の扉を開ければあの大男が窮屈そうにパソコンと向き合っている。

電話を受けているようで、受話器も極めて小さく見える。



「はい、よろしくお願いします」

ガチャ

「あのー」トントン

「!…高垣さん。今日はお休み予定ですよ」

「あ、いえ、ちょっと聞きたいことがありまして」

「聞きたいこと、ですか」

「はい」

「分かりました。少し私も息を入れる予定でしたので。コーヒーはいかがですか?」

「じゃあ、お願いします」

「はい」

この数か月、少ないにしても、会話をしてきたような気がしますが、
確信を突いた会話は一度もしていません。

彼は何を思って私とアイドル部門をやっているのでしょう。



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