過去ログ - 半魔「どうして僕は、人間じゃないのかな」
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7: ◆ogbr65IgNI[saga]
2015/01/13(火) 21:03:27.13 ID:G7/I6QrUo
少年A「おいこら何とか言ってみろよ。親を馬鹿にされても怒らねえなんて、てめぇそれでも男か? ああ?」

少年A「化け物には血が通ってねえから、親のために怒ることも出来ないのかよ!」


そう言って大将格は笑いながら半魔を蹴りつける。

半魔が尻餅をついたのを見ると、大柄な少年と共に声をあげて更に笑った。


少年C「おい、やっぱやめようぜ」


残る一人が渋い顔のまま、口を開いた。


少年C「先生に見つかったら今度こそぶん殴られるって」

少年B「バレなきゃ良いんだよ、バレなきゃ」


言いながら、大柄な少年がしゃがみ込んだ半魔を蹴った。


少年B「先生も何でこんな奴を庇うんだろうな」

少年A「さあな」


二人の少年に蹴りつけられている間、半魔はじっと耐え続けた。

もし半魔が本気を出せば、三人の少年などいとも簡単に打ち倒せるだろう。

だが、彼は決して反撃しない。そう、母に言い聞かせられて育ったからだ。

少年達も、それを知っている。



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