過去ログ - 紬「真夜中のいちご」
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103:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 22:20:23.69 ID:sdjP5j9j0
「おかえり!おそくまでおつかれさま!きょうも寒かったね。
 ごはんは済ませてきたんだよね?お風呂沸いてるよ。それから…」

「ただいま、悪いけど後にしてもらってもいいかな」

持ち帰りの残業、片付けちゃいたいから。

そう言って澪ちゃんは部屋に入っていった。

バタン、と音を立てて、扉が閉まる。

昨日の夜更け過ぎ頃から降り出した雪は日付をまたいで降り続け、
窓の外では今も変わらず、雪が舞っている。

雪化粧が施された街は、まるで知らない世界になってしまったみたい。

そうだ♪
差し入れ、ということにして澪ちゃんのお部屋に持っていっちゃお♪
わたしはおもむろに立ち上がって箱を手に取った。

「はーい、なに」

コンコン、とノックして、澪ちゃんの返事を確認して扉をあけて…………、






…。



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