過去ログ - 紬「真夜中のいちご」
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36:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:22:02.85 ID:sdjP5j9j0
5つだったか6つだったか。複数の大学の軽音部同士が集まって行われた飲み会。
くじ引きで決まった席はみんなと離れ離れ。
大学の垣根を越えて初めて会う人たちとの交流はそれなりに楽しかったけれど、中頃には少しダレて、わたしは退屈していた。

みんなの姿を探したけれど、人が多すぎてわからない。

わたしは外の風に当たりたくなって席を立った。

会場を出て、エレベーターのスイッチを押した。
下から上がってくるはずのエレベーターが、なかなかやってこない。
フロアを表示する数字は「1」のままだ。

わたしは待ちきれなくなって、会場に戻ることにした。
入り口から眺めると、わたしが座っていた席に、すでに別の誰かがいるのが見えた。

別のところに目を向けると、唯ちゃんと梓ちゃんが楽しそうにじゃれているのが見えた。




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