過去ログ - 紬「真夜中のいちご」
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76:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:53:10.78 ID:sdjP5j9j0

「寒くないか」

「ううん平気」

夜の街はきらきらとかがやいている。
そのひとつひとつの光の中に、人間の営みがある。
見たことも会ったこともない、これからの人生で自分とは袖をすり合わせることすらないかもしれない人たちがこの世界に大勢存在していて、
何かを思い、考え、生活している。
それだけたくさん人間がいるのだから、ひとりくらい今のわたしみたいな気持ちの人がいたっておかしくないのかもね、と想像した。



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