過去ログ - 紬「真夜中のいちご」
1- 20
66:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:44:41.79 ID:sdjP5j9j0

「澪ちゃんは、将来のこととか考えてる?どんなお仕事したいとか」

「ん。まぁそれなりには」

以下略



67:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:45:37.75 ID:sdjP5j9j0

「…ムギは?」

「……え」

以下略



68:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:46:31.44 ID:sdjP5j9j0

「やさしいひとよ。お兄ちゃんみたいな人。5つ年上なの。昔はよく遊んでもらったわ。
 わたしの知らないこといっぱい知ってる人だった。それと…ピアノがとっても上手な人だったの。
 わたし、その人を見てピアノをやろうと思ったの。
 ……今はヨーロッパで働いてるから何年も会ってないけど」
以下略



69:名無しNIPPER[sage]
2015/01/14(水) 21:46:34.66 ID:dZ0X0a64O
ふむ澪紬か


70:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:47:14.27 ID:sdjP5j9j0

「引っ越し先は決まった?」

「まだ。いざとなると迷っちゃって。家賃のこともあるし」

以下略



71:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:47:49.28 ID:sdjP5j9j0


『いっしょに住んじゃう?』




72:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:48:42.17 ID:sdjP5j9j0


頬に冷ややかな感触、
街灯が照らす光の中に、雨粒が見えた。

以下略



73:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:49:09.87 ID:sdjP5j9j0


『それも、いいかもな』




74:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:51:39.56 ID:sdjP5j9j0


あなたが言ったひとことを最後に、音がやんだ。

まるでこの壊れかけた傘が、
以下略



75:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:52:36.16 ID:sdjP5j9j0
第4話「幸福な結末」


大きく息を吸い込んで、
ゆっくりと吐き出していく。
以下略



132Res/82.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice