5:名無しNIPPER[saga]
2015/01/18(日) 23:29:27.12 ID:3lgqmWylo
花陽「無理無理無理! 無理だよ〜!」
海未「待ってください、そんなこと聞いていな……ではなく、そもそもどうして花陽だけソロで歌わせるのですか?」
にこ「花陽をもっと目立たせたいからに決まってるじゃない」
ことり「花陽ちゃんを目立たせたい?」
にこ「そ! 一年生の中でも、真姫は作曲で評価されてるし、凛もファッションショーのイベントで大きく注目を浴びたわ。
でも、花陽個人が大きくフォーカスされる機会ってまだなかったでしょ」
花陽「確かに、そうだけど……」
にこ「まだ一年生である今だからこそ、注目度を上げることは今後スクールアイドルとして活動していく上での大きなアドバンテージにつながるわ!
それに私は、花陽はもっと輝ける余地があると思ってる。
だからこそ、まだ誰もやってなかったソロ曲をやってもらうことで、世間の注目度を上げつつもう一つ上のステージへ上がって欲しいの」
穂乃果「おお、にこちゃんがまるで部長みたい」
にこ「みたいじゃなくて部長そのものよ!」
海未「にこが真剣に花陽のことを思って提案しているのは分かりました。
ですが、実際本番まであと二週間も無い中で新曲を完成させ、かつ歌をお客様に披露できるレベルまで高められるでしょうか……?」
ことり「確かに、あまり余裕は無いかも……衣装もちょっと厳しいかな」
にこ「もちろん、それについても考えはあるわ。
今回作曲担当の真姫は出演しないから手が空くし、衣装に関しては着替えに使う尺も無いから、ユニットの衣装のままで大丈夫よ。
ステージも大きくないし、ミニライブでのソロ曲なら振り付けはなしでもいける。どう? これなら間に合うでしょ?」
穂乃果「うん、それなら間に合うよ! 私達も全力でサポートするから、やってみない? 花陽ちゃん!」
花陽「え、えっとぉ……」
真姫「待って! そんなに軽々しく決めていいことじゃないでしょ。目的そのものはいいと思うけど、本人の意思も尊重すべきよ」
穂乃果「あ〜、真姫ちゃんは本番に間に合うよう作曲できる自信がないからそんなこと言ってるんでしょ〜?」
真姫「なっ……! できるわよそのくらい! じゃあ見てなさい、すっごくいい曲作って度肝抜いてあげるんだから!」
花陽「ま、真姫ちゃんまで……」
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