6:名無しNIPPER[saga]
2015/01/18(日) 23:30:29.41 ID:3lgqmWylo
凛「かよちん」
花陽「凛ちゃん・・・・・凛ちゃんはどう思う?」
凛「やった方がいいと思う。絶対やるべきだよ」
にこちゃんがソロ曲を私に歌わせたい理由を語った時から、いつものおふざけモードから表情が変わっていたことには気づいていました。
もうずっと昔に思える春のあの日、μ'sに入りたいと言い出せなかった私を一生懸命後押ししてくれた時と同じ、真摯で優しいまなざし。
あの日もらった勇気が、今再び胸の中に蘇ったような心地がしました。
花陽「私……やります。もしかしたらうまくいかないかもしれないけど、みんなに迷惑かけちゃうかもしれないけれど……
やってみたい、です! よろしくお願いします!」ペコリ
真姫「花陽……」
ことり「花陽ちゃん……!」
凛「やったあ、かよちん、頑張ろうねー♪」ダキッ
花陽「ふふっ、あんまり抱きしめられると苦しいよ〜」
海未「花陽、よく言いました。私も花陽が早く練習に入れるよう作詞を頑張りますね」
花陽「海未ちゃん……ありがとう。私も頑張るね」
にこ「あ、言い忘れてたけど、今回は花陽自身に作詞してもらうわ」
一年&二年「「「「「「ええっ!?」」」」」」
にこ「当然でしょ? 今回の企画は小泉花陽という個人の魅力を知ってもらうためのものなんだから、花陽自身が伝えたいことを花陽自身の言葉で書くのが一番に決まってるわ」
花陽「ちょっ、ちょっと待って!」
穂乃果「確かににこちゃんの言うことはもっともだよ!」
ことり「私は花陽ちゃんがどんな可愛い歌詞書くのか気になっちゃうかも♪」
海未「今回は私の手が空きますから、添削などのサポートも十分可能でしょうし……無理な話ではないかもしれませんね」
真姫「センター試験が終わるまでは全員揃っての練習もほとんど出来ないし、こういうのも面白いんじゃない?」
花陽「ええぇ!? みんないいの!?」
凛「かよちん、ファイトにゃ♪」
穂乃果「うん、ファイトだよ!」
にこ「決まりね。期待してるわよ、花陽」
花陽「だ、誰か助けてえええええ!?」
その日、普段は声が小さい私の絶叫が学院中に響き渡りました。
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