過去ログ - 朝倉涼子「彼の下駄箱に手紙を入れたわ」
1- 20
6:名無しNIPPER[sage saga]
2015/01/19(月) 04:33:23.37 ID:pFBqYFQN0
そして座り込んでいる彼と暫しの雑談。彼が立ち上がるのを待つ。

『彼女』はまだ来ない。そうこうしているうちに彼が弱々しく立ち上がる。

そして彼は脱兎の様に駆け出し教室から出ようとした。

逃がすわけには行かない。教室をコンクリートで囲む。

今のこの教室はすべてわたしの意のままに動くのだ。

引き戸が無くなり、部屋の全面がコンクリート製の壁になっていることに彼は驚いていた。

自棄になった彼はわたしにイスを投げつけた。わたしはその椅子を反転、横に飛ばす。

「無駄なの」

そう。わたしを止められるのは『彼女』だけ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
67Res/37.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice