過去ログ - 武内P「あなたのお名前を」芳乃「わたくしはー」
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19:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:50:46.34 ID:1ScxNNNj0

??「……!?」

仁美「武内プロデューサー!?」

集落一つに影響を及ぼすエネルギーの大本だけあって、結界の中に足を踏み入れた途端
武内Pの身体からはなにか爆ぜるような音が聞こえ始める。

??「そなたーなにをしているのでしてー……? はやくお出になりなさいー」

武内P「一つ、質問してもいいですか?」

とうとう「依代」と書かれた札の前で屈みこんだ武内Pは、目の前の少女と目線を合わせながら
静かに問いかける。

武内P「あなたは困っている人には力を貸しなさいというお祖母様の言いつけを守っていると言いました」

武内P「それはきっとあなたが本当にやりたいことだったのでしょう」

武内P「ですが今あなたは本当に困っている人を助けていますか?」

??「なに……を……」

バンッ!と大きく爆ぜる音とともに、武内Pの背中から血が流れ始める。先程からの
音は彼の身体にある古傷が結界の中の力に耐えられず裂けている音なのだ。

仁美「武内プロデューサー!」

武内P「大丈夫です……もう一度聞きます、あなたは本当に困っている人を助けていますか?」

武内P「今のあなたはここに縛られ、もはや人でなくなったモノたちに利用されているだけに思えます」

??「いいえー……わた、わたくしはー……」



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