過去ログ - 武内P「あなたのお名前を」芳乃「わたくしはー」
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7:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:33:28.84 ID:1ScxNNNj0

あやめ「はい、そもそも前提としてお二人が幻を見ていることがすでにおかしいことなので」

あやめ「その幻に誘われて来たこの土地でなにも起こらないと考えるのが無理なわけでして」

あやめ「なにか起きた時、仁美殿にも危険が及ぶ可能性も……」

「そんな大げさな」そう言おうとした仁美であったが、あやめと武内Pの表情は真剣そのもので、
これが冗談でもなんでもないことを彼女はすぐさま受け入れた。それはずっと二人と付き合ってきた
仁美だからこそ出来た判断なのかもしれない。

仁美「分かった。でもなにか起きたとしても大丈夫だって。あやめっちと武内プロデューサーがいるし」

仁美「二人が慶次様並に頼りになることをアタシは知ってるから、だから心配しないで済むってね!」

心の底から信頼の笑顔を見せられた武内Pとあやめは、少し気恥ずかしそうな表情を見せる。
これで3人の意見もまとまったため、武内Pは女将に向き直ると今も自分の視界の片隅で見ている幻の
少女の容姿を女将に教えることにした。

武内P「おまたせして申し訳ありませんでした。私達が探している人物についてですが」

武内P「とても鮮やかな着物に頭にはリボンを乗せている、かなり幼い印象の女の子なのですが」

武内P「心当たりはありますか?」

その瞬間女将の顔から表情というものが失われ、その目はどろりと濁った気がした。



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