過去ログ - 自転車に乗れないまゆ
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15:名無しNIPPER[sage]
2015/01/25(日) 23:33:06.94 ID:8ZlJgU6eo
期待


16:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 23:34:15.28 ID:n7hJWg0e0
まゆはやればできる子です。

1度コツをつかんだことはなんでもそつなくこなして見せます。

自転車に乗れなかったのは運動神経に自信を持てず、挑戦していなかったからというだけなのです。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 23:36:12.07 ID:n7hJWg0e0
「まゆさん!だいぶ乗れるようになってきましたね!」

「うん…すごい…」

公園の1/4ほどの一区画を一周するという挑戦を、おぼつかないハンドルさばきで、所々足をつきながらも終えてみせたまゆを2人がねぎらいます。
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2015/01/25(日) 23:38:34.17 ID:6FznMjOro
何だこのまゆいつもよりずっとかわいい


19:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 23:38:45.27 ID:n7hJWg0e0
そうです、まだたりないのです。

まゆの目標は週末までにサイクリングに出かけられるくらいになること。

日が暮れるまでプロデューサーさんと2人だけで景色を見て回り、どこかの人の少ない広い野原で汗をぬぐいながら愛しい人と夕焼けをバックにキスをすることなのです。
以下略



20:名無しNIPPER[sage]
2015/01/25(日) 23:39:18.55 ID:kcGZTsW3o
圧倒的ほのぼの感


21:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 23:40:22.48 ID:n7hJWg0e0
日が長くなってきていたせいか、練習に夢中だったせいか。

しっかり者のまゆも寮の18歳未満の門限がとっくに過ぎていたことに気づいていませんでした。

3人は仲良く寮長兼任の高橋礼子のお説教を受けることになりました。
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 23:42:27.69 ID:n7hJWg0e0
次の日もその次の日も、公園には自転車の練習をするまゆとその応援をする幸子と輝子の姿がありました。

もうまゆは最初に押さえてもらわなくても自分で地面を蹴り出して進めるようになっています。

ふらつきながらも足を付ける時間は徐々に短くなってきています。
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 23:45:21.16 ID:n7hJWg0e0
練習開始から4日目の夕方。

足を付かないように公園を一周しようとするまゆを幸子と並んでベンチに腰掛け応援していた輝子はふと視線を感じて振り向きました。

公園の外に、フェンス越しに見慣れたスーツ姿の男性がいるのが見えました。
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 23:47:34.27 ID:n7hJWg0e0
まゆとプロデューサーさんのデートの前日。

この日はちょっとしたお仕事が入り、あまり練習ができませんでした。

普段の公園の草の上でなく、アスファルトの上を走る練習をもっとしておきたいまゆでしたが、どうしようもありません。
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 23:50:33.55 ID:n7hJWg0e0
デートの当日。

まゆは早起きしてお弁当を作ってリュックに詰め、普段より運動に向いた格好で待ち合わせ場所の、いつもの練習場所とは違う公園に向かいました。

もうすっかり慣れて、足を付くことなく長い距離を乗れるようにはなってましたが、アスファルトの上はまだこわいので、押して移動しました。
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