過去ログ - 友奈「お題をもらって大体1レスのSSをゆったり書いてく」
↓
1-
覧
板
20
172
:
◆2DegdJBwqI
[saga]
2015/02/04(水) 20:50:36.37 ID:+PItfq2Do
時々、うつらうつらし始める。
一昨日から今日まで、家と外どちらも使って、かなりハードなトレーニングを自分に課していたからだ。
そんなこんなで、東郷が私のマッサージを始めてから、結構な時間がかれこれ経過した気がしてきた。
東郷はかなり頑張っている。まるで指先から、一所懸命さが一触り一触り伝わってくるようなマッサージだ。
慣れない人間に、この運動は中々疲れるんじゃないか? と思ったが、東郷が根をあげるそぶりはない。
多分、自らの体重をうまく使っているのだろう。
目を閉じて、ずっと力を抜いていると、眠気は激しくなるばかりだ。
あと、もうちょっとで、すやすや寝られそうですらある。
そのとき、突然、東郷が私の背中に全身を乗っけてきた。豊満な彼女の胸が、私の背中にあたる。
正直、東郷の服の上からであっても、生き物としてはおよそ未知の感触、という形容がふさわしいと思った。
びっくりして、ちょっと大きな声が、私の口から飛び出した。
「ひゃっ!」
「……ドキドキした?」
東郷が悪戯っぽく言った。
ひょっとすると最初から、私が油断する瞬間を待ち、身体を密着させてくる腹積もりだったのかもしれない。
人がうとうとし始めたところを狙うとは、私の知る東郷らしからぬ茶目っ気だが、それにしても意地が悪い。
背中に東郷が乗っかっているが、重いという実感はほとんどなかった。
膝立ちをして、体重をかけないよう彼女がとりはからっているのだろう。
東郷の両手が、私の両腕にそれぞれ伸びて、依然マッサージを続けている。
だいぶ無茶な形である気がするので、続けるつもりなら、普通の体勢に戻ってやって欲しい。
背中に東郷がくっついていると、どうしても身体が緊張してしまって、マッサージが十分楽しめないというのも理由としてある。
私の気持ちを知ってか知らずか、東郷が、またまた、私の耳元で囁いた。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
221Res/146.86 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 友奈「お題をもらって大体1レスのSSをゆったり書いてく」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1422383634/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice