過去ログ - 灼「あっちが変」豊音「こっちが変」
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26: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:16:30.06 ID:MJO3ZfqGo
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灼「はぁ……」
27: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:17:17.04 ID:MJO3ZfqGo
憧「まぁ、それはいいとして。どうしたの灼さん、鞄持ってるけど、今日は部活休むの?」
灼「……うん。ちょっと用事があって」
28: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:17:55.48 ID:MJO3ZfqGo
憧「……玄がなんかやった? 灼さんが喧嘩の原因作るとは思えないんだけど……」
もう憧は、私と玄が喧嘩をしたと断定しているらしい。
29: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:18:24.74 ID:MJO3ZfqGo
みんなが来るまで、玄が私とお茶して待つつもりだったという話が引っかかる。
先ほどの玄の泣き顔に、ようやく少し罪悪感を覚える。
30: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:19:19.43 ID:MJO3ZfqGo
憧「しずー」
穏乃「おーう、憧ー、と灼さん! なんです? 日直今終わったところだから部室行こうと思ってたんですけど……」
31: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:20:19.94 ID:MJO3ZfqGo
憧「……」
穏乃「??? 今の話のどこに怒るポイントがあったんですか……? おもちで手を温めて貰って? それで灼さんは玄さんに怒って……?」
32: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:21:10.58 ID:MJO3ZfqGo
憧「しず、あんたんちって、カレーにトマト丸ごと入れるじゃない」
穏乃「ん、うん、入れるね」
33: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:21:39.61 ID:MJO3ZfqGo
憧「灼さん、私が何を言いたいのかもうわかったでしょ? だから……玄のこと変だなんて思わないであげて。灼さんがびっくりするのも無理ないけど」
灼「憧……」
34: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:22:09.94 ID:MJO3ZfqGo
穏乃のほうは、なるほどすごいや! おもちで手を温めるとあったかいや! とか思っていたに違いない。
受容までの過程こそ違えど、二人は松実家の特異な文化を認め、玄と親しんできた。
35: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:23:06.72 ID:MJO3ZfqGo
灼「ごめんね、憧。心配かけちゃって」
憧「ううん、いいのよ。私らみたいのが玄のあの行動にびっくりするのも、無理ないもの」
36: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:24:21.55 ID:MJO3ZfqGo
灼「え、あの憧、今なんて……?」
憧「え? だから、手が冷えたら、私たちみたいなおもちの小さい家系の子は、お尻であっためるわよねって」
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