過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ  キョン「!?」
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431:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 22:46:49.10 ID:5EFHTmM80
「眠たそうだな」

近寄ってハルヒに声をかけると、何か不機嫌なことでもあったのか、すぐに目を逸らされた。一応尋ねてみる。

「髪切ったんだな……。それに今日はいつもの髪飾りをしてないし。イメチェンか?」
以下略



432:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 22:58:03.00 ID:5EFHTmM80
その後のことを少しだけ語ろう。

ハルヒはその昼には似合ってないと自覚したのか、あっさり眉のメイクを落としてしまった。やはり眉毛が太くてそれが似合う天使は朝倉しかいない。あいつは特別というより別格な気がする。


以下略



433:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 23:18:53.81 ID:5EFHTmM80
古泉とは、休み時間、トイレに行った帰りに廊下で出会った。

「あの剣、役に立ったでしょう?」

あの件と言われても、何の話だかさっぱり(ハァー、さっぱりさっぱりー)だ。大体、こいつとは一分一秒たりとも関わりたくない。俺はこいつのことが嫌いだしな。完全にシカトしておいた。
以下略



434:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 23:42:21.04 ID:5EFHTmM80
放課後の部室にはいつも通り長門がマウス片手にパソコンをカチカチいじっていて、朝比奈さんはなぜか知らんが涙ぐんでいたな。

「よかった、また会えて……」

ハンカチ片手に涙をふきふき、まるで卒業式の様相で、
以下略



435:名無しNIPPER[sage]
2015/02/13(金) 23:48:56.19 ID:cdoaVdySO
むぅー


436:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 00:07:14.71 ID:BaqucDQN0
「そういえば、朝比奈さん。この間、朝比奈さんのお姉さんに会いましたよ」

話題を変えるためにそう告げる。朝比奈さんはきょとんとした顔を見せ、頬につたっている涙だか目薬だかを丁寧にハンカチで拭き取った後で、

「わたしに姉なんていませんけど……」
以下略



437:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 00:23:23.02 ID:BaqucDQN0
さて話は変わって、長らく棚上げしていたチンコの修行場のプレートについてだが、このたび俺はようやくホームセンターまで行き新品を購入、新しい物と交換しておいた。

『ヒッポロ系ニャポーン団』

未だに俺のレベルでは何をする団体なのか謎なのだが、ハルヒは御満悦の様子だった。
以下略



438:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 00:40:59.51 ID:BaqucDQN0
つーわけで、今週の日曜。つまり本日なのだが、記念にもならない第二回目の市内探索が行われることとなった。

しかし、どういう偶然なんだろうな。朝比奈さんと長門と古泉が直前になってドタキャン(死語って意外と多いな)した。どうしても外せない用事が出来て、などと揃って供述していたが、明らかにサボリだろう。

可哀想に、とうとうハルヒも愛想を尽かされたのか。まあ、それが普通の感覚なんだろうが。
以下略



439:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 00:59:03.87 ID:BaqucDQN0
ペダルを軽快にこぎつつ、腕時計に目をやる。俺は何を勘違いしたんだろうね、集合時間まであと三十分もあるじゃないか。いくら何でも早過ぎだ。

まるで遠足当日に自然と朝5時に起きてしまった小学生のようである。もちろん、断じてそんなことはなく、俺が時間をろくすっぽ見ていなかったからだろう。人間、ケアレスミスはいくらでもあるしな。

駅前の――今度は大型百貨店の前にチャリを止め、真っ直ぐ早歩きで目的地へと足を進める。途中ですれ違った少年少女たちの何気ない会話も何故か今は耳に心地好い。
以下略



440:名無しNIPPER[sage]
2015/02/14(土) 01:09:51.01 ID:uCQwEvsMO
なんで原作主人公組がいるんですかね…


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