過去ログ - 八幡「気の向くまま過ごしてた二人だから」雪乃「そうね」
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◆.6GznXWe75C2
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2015/01/31(土) 19:58:54.56 ID:BhSZj49po
八幡「じゃあまだ時間あるし、その辺適当にまわるか」
雪乃「……ええ、そうしましょう」ニコッ
俺と一緒にいる時だけに見せてくれるこの笑顔。これを見るためだけに、ここに来ていると言ってもいい。
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7
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◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 19:59:23.45 ID:BhSZj49po
知っての通り、雪ノ下雪乃はかなりの美人である。彼氏の俺が言うのもなんだが。
だから、彼女に憧れを抱く者は多い。そういう奴らからの中傷の笑いや声が聞こえるのは当然の話だ。
もしも雪乃の彼氏が葉山であったなら、きっと話は別なのだろうが。
以下略
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◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 19:59:51.63 ID:BhSZj49po
八幡『はっ?』
男『雪ノ下さんには他に男がいるんだよ。お前はただのおもちゃなんだ』
八幡『んなわけねーだろ』
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9
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:00:20.42 ID:BhSZj49po
雪乃「どうかしたの?」
ハッと我に返る。いかんいかん、雪乃が一緒なのに何を考えているんだ。
八幡「いや、何並ぶ?」
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10
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:00:47.33 ID:BhSZj49po
卒業式一週間前
総武高校
八幡『由比ヶ浜』
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11
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:01:16.38 ID:BhSZj49po
あの時の彼女の泣き顔が、今でも目に焼きついて離れない。
もしも。
もしも、俺がもっとうまくやっていたら、あんなことにはならなかったのだろうか。
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12
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:01:43.87 ID:BhSZj49po
八幡「…………」
雪乃「やはり体調悪いのかしら?」
八幡「いや、昔りんご飴食って腹痛になったのを思い出してよ」
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13
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:02:10.26 ID:BhSZj49po
雪乃が劇の準備ということで、俺はその辺を一人でぶらつくことになった。
とりあえず、人の少ない木陰のベンチに腰掛ける。小さな一人用だから友人や恋人と来るリア充どもはやって来ない。ぼっちに優しいな、この学校。
ふと、またあのことが頭にちらつく。
以下略
14
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:02:37.46 ID:BhSZj49po
誤解とは言え解は出ている。一度出来上がってしまったイメージを払拭するのが難しいのは、この二十年くらいの人生で実感している。
なら、ならば、どうすればよいのだろう。
雪乃に相談する?
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◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:03:19.71 ID:BhSZj49po
八幡・雪乃「「いただきます」」スッ
基本的に俺たちの間に会話はない。が、それは二人にとって苦痛ではない。
雪乃「……八幡くん」
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◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:03:45.48 ID:BhSZj49po
八幡「どうしたんだよ?」
雪乃「やはりあなたは……」
その声は震えている。しまった。俺の最も恐れていたことが起こってしまったらしい。
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