過去ログ - ユルユリプリキュア!
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6:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:05:33.08 ID:1U2pP4PzO
櫻子「ところで、みんなは何歳なの?」

「「ろくさいー!」」

櫻子「そっか、じゃあ来年小学生になるんだね……それで授業ごっこしてるわけか」
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:07:12.04 ID:1U2pP4PzO
「…………」ぴたっ


櫻子(ん……?)ちらっ

以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:08:02.38 ID:1U2pP4PzO
櫻子「じゃあ来年は、この子たちとは離ればなれに……?」

ゆうか「いやだよぉ……わたしもみんなといっしょがいいよぉ……!」ぽろぽろ

「ゆうかちゃん……」
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:08:46.02 ID:1U2pP4PzO
唐突に後ろから声がかかった。

振り返って見ると、この子たちとそう大差ないくらいの別の女の子が、髪に隠れた目をこちらに向けて立っていた。


以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:09:53.82 ID:1U2pP4PzO
『どうせ、一旦離れてしまえばもうお互いの関係は戻らないのよ……? そして時間がたてば、その存在すらも記憶から消えて、忘れ去られてしまうに違いない……』


『ああ、こんな想いをするくらいなら、最初から出会わなければよかったのにね……ふふふ』

以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:10:50.71 ID:1U2pP4PzO
櫻子「確かに時間がたてば、思い出は薄れていっちゃうかもしれないけど……どんなに距離が離れてたって、繋がることはできる!
手紙でもなんでも送ればいい、お互いを忘れないようにすることはできるはず!」

『ふん……いくらあなたがそうやって頑張っても、もし相手があなたのことを大切に思っていなかったら、なんの意味もないわよ』

以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:11:46.26 ID:1U2pP4PzO
『いでよ……! ウィザー!!』しゅっ


砂場を取り囲んでいたオーラは、その中で急激に、大きな砂の像を作り上げた。

以下略



13:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:12:36.04 ID:1U2pP4PzO
櫻子「……よし、このあたりまで来れば……! じゃあ、君たちは向こうの方に逃げていって!」

「「えっ!?」」

櫻子「町の方に逃げれば、大人たちもたくさんいるはずだから……できれば、事実を誰かに伝えてほしいの!」
以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:13:35.36 ID:1U2pP4PzO


ウィザー「ウィザーーーーー!!!」どしゃーん

『ふん……早いところ出てきた方がいいわよ、プリンセスリリーの持ち主さん? あなたのせいでこの町が破壊されつくしたら、故郷の人たちが泣くわよ……くすくす』
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:14:27.21 ID:1U2pP4PzO
櫻子「ゆうかちゃんは、まだまだみんなと一緒に遊びたいんだよ! みんなと一緒にいたいの!
たとえ離れても、その友情を忘れてしまわないような……そんな関係になりたいって思ってるはずなの!!」


スズラン「なんでそんなのあなたにわかるの? 人の心でも読めるわけ?」
以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:15:35.95 ID:1U2pP4PzO
その物体はあわただしくスズランに詰め寄ったかと思うと、いきなりくるりと回転して私のほうに近づいてきた。


櫻子「うわーー!!」びくっ

以下略



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