過去ログ - ユキ「弟の目」
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2: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/02/02(月) 01:32:01.27 ID:TnuISCjd0
急に用事を思い出したと言ってライエは去っていった。
ユキはやや居心地の悪さを覚えていたが、久しぶりの弟に感極まって無意識の内に抱擁していた。

「ユキ姉、苦しい」

以下略



3: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/02/02(月) 01:55:14.21 ID:TnuISCjd0
「なお君は疲れとか溜まってない?」

「まあ、多少はね」

「お休みとか取れないの?」
以下略



4: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/02/02(月) 02:13:24.60 ID:TnuISCjd0
ユキは羞恥から、手をさっと引いた。

「言わなきゃ、分からないよ」

「う、嬉しいもん、すごく嬉しいもん! 言わされなくても、嬉しいんだから!」
以下略



5: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/02/02(月) 02:22:54.10 ID:TnuISCjd0
「大尉がいた方が、なお君も安心でしょ?」

間。

「……うん、そうだね」
以下略



6: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/02/02(月) 02:23:41.67 ID:TnuISCjd0
眠いのでここまで
明後日くらいまでには終わります


7:名無しNIPPER[sage]
2015/02/02(月) 12:33:59.32 ID:QuFjpOqOO
大尉はネタとして嫌いじゃないんだけど、ストーリー的にも人間関係的にも邪魔なんだよなぁ……


8: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/02/02(月) 21:48:20.15 ID:TnuISCjd0
「そうじゃない。わかるよね」

「なお君……ダメなの」

「ユキ姉は諦めてるかもしれないけど、僕は違う」
以下略



9: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/02/02(月) 22:02:36.76 ID:TnuISCjd0
「それだけは聞きたくなかった」

耳の傍でロック解除音が聞こえた。
気が付くと、ユキは彼の部屋に倒れ込んでいた。

以下略



10: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/02/02(月) 22:17:07.00 ID:TnuISCjd0
彼とそういった行為をしたのは、ごく最近のことだった。
本当は、そんなつもりはなかったのだ。
付き合うことに決めただけで、返事はまだしていない。
ただ、酔った彼の弱々しさに哀れを誘われて。
彼の体はとても逞しかった。
以下略



11: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/02/02(月) 22:59:38.12 ID:TnuISCjd0
「……バカみたい」

どうして、自分の守りたい人間は、
みな渦中に飛び込もうとするのだろう。
伊奈帆が怪我をせず、平穏に暮らせる。
以下略



12: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/02/03(火) 00:07:35.89 ID:YLufWUmZ0
ここまで


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