71: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/09(月) 20:57:15.91 ID:BU4AW2Fc0
開きっぱなしの個室の扉の方から入ってきたのは伊介だった。
伊介「挨拶もなしになによその態度」
72: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/09(月) 21:03:21.10 ID:BU4AW2Fc0
伊介「あんた、伊介があげたマニキュア置いてったでしょ。信じらんない♥」
以前交換したマニキュアをバッグから取り出してサイドテーブルに置く。
73: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/09(月) 21:09:39.31 ID:BU4AW2Fc0
本気で怒っている伊介を見て肩をすくめる。
それと同時に無性に嬉しくなった。
74: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/09(月) 21:17:51.36 ID:BU4AW2Fc0
春紀「でもなんでここが分かったんだ?」
伊介「ミョウジョウ学園に繋がってる病院なんてちょっと調べればすぐ分かるわよ」
75: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/09(月) 21:22:14.46 ID:BU4AW2Fc0
春紀「あたしのためにお金を使ったのか?」
伊介「そうよ。感謝してよね♥」
76: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/09(月) 21:28:55.66 ID:BU4AW2Fc0
伊介は骨折した腕や、あちこちに巻かれた包帯に視線を移した。
打ち身や捻挫もあるから実はあまり動けない。
77: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/09(月) 21:34:03.38 ID:BU4AW2Fc0
伊介「仕事続けるの?」
春紀「いや。暗殺はやめる」
78: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/09(月) 21:40:19.68 ID:BU4AW2Fc0
春紀「はい……」
伊介の一言一言が胸に痛い。
79: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/09(月) 21:48:15.45 ID:BU4AW2Fc0
どんなに追い詰められても暗殺はしたくなかった。
危険な仕事でも、体を使った仕事でもいいから人を殺すのだけは心が追い付けない。
80: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/09(月) 21:54:22.96 ID:BU4AW2Fc0
伊介「向いてないのよ。護衛とか警護って」
春紀「あー……そりゃ向いてなさそうだね……」
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