77:魔法をかけて[saga]
2015/02/09(月) 13:51:46.71 ID:ABARctZx0
しかし、四条は淡々と自分の病名のことを言い、伝染しない私を褒めたたえました。
そして、「四条」の名を私に譲ると言いました。
四条「これからもっと大きなことをやって行くつもりなんだ。だから、この家のことは任せたよ。四条貴音」
そう言い終えると私の背後の気配は消えていました。
私は腰が抜け、冷たい汗を全身で感じました。奴は本当の化物だったのです。
次の日、四条の姿は家から消えていました。
大人たちが必死になって探そうとしましたが机の中の置き手紙を見つけて捜査はすぐに終わりになりました。
大方、探さないでと書いてあったのでしょう。そして、奴が言った通り私が四条の名を継ぎました。
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