過去ログ - 俺「姉だと思っていた人が実の母親だったのでレイプする」
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1: ◆7sRRfU3pu2[saga ]
2015/02/05(木) 00:36:03.30 ID:1LWB9ONG0
俺「物心ついた時から、俺の家族は二人だった」

俺「一人は父親――だと思っていた人」

俺「そしてもう一人が姉――これも、だと思っていた人だ」

俺「もちろん子供の頃は何も気にならなかった」

俺「自分の父親にしては明らかに老け過ぎているところとか、自分の姉にしては少々年が離れすぎているところとか、まあその他諸々」

俺「少し考えるだけでおかしなことは山ほどあったのに、当時の俺は、家族の言葉を一切疑うこともなく、ただ『そういうもの』なんだと信じ切っていた」

俺「最初に引っかかりを覚えたのは6歳のときだ」

俺「俺は何とはなしに――そういえば小学校でそういう課題を出されたからだったのかもしれないが、何分昔すぎてよく覚えていない――父親だと思っていた人に、自分の母親がどこにいるのかを聞いてみたのだ」

俺「彼はすると、少しの間黙ってから、やはり黙ったままで仏壇を指差した」

俺「どうにも、その仏壇に飾られている人がお前のお母さんなんだという意思表示らしかったのだが――それはどう見ても、おばあちゃんだった」

俺「というのも、俺はずっとその写真の人のことを、自分の祖母なのだと信じて疑っていなかったのだ」

俺「写っている姿こそ若いものの、なんだか写真自体が古かったし――何より仏壇に手を合わせるときの、父親の表情を見ていると、『ああ、この人がおばあちゃんなんだな』と漠然と感じられた。というか、そうとしか思えなかった」

俺「果たしてそれは正しかったのだが――そして父親の言葉を聞いた途端に、じゃあ自分が祖母だと思っていた人は自分の母親だったのかと仰天したが――すぐに『いやいやありえねぇだろ』と打ち消した」

俺「だってあれは、明らかに祖母だ」

俺「そうは言っても明確な根拠があったわけでもないので――多分あれは本能だったのだろう」

俺「その日初めて俺は、家族に嘘を吐かれたことを自覚した」

俺「そして、それを境にして、家族を疑い始めるようになった」


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