過去ログ - 照「心の扉を開くのはあなた」
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13: ◆J5Y.hD6Ol2[saga]
2015/02/05(木) 20:19:27.37 ID:BYiw7eL10
晴海埠頭公園


洋榎「いやーぎょうさん回った回ったー。流石のうちでもこれだけ回ると足が棒のようになるわー」

照「洋榎はすごくはしゃいでいた。だからその分疲れも増したのだと思う。」

洋榎「わざわざ東京くんだりまで出向いて綺麗な姫さんに案内してもろうて。はしゃがんと逆に罰当たるわ!」

照「ふふ。でも洋榎すごく楽しそうだった。」

洋榎「うちはぎょうさん楽しかったでー。ホンマこんなツアーやってもらえるんやったら何回でもしてもらいたいわー。それに…照も楽しそうやったしな」

照「え?私?」

洋榎「せや!さっきみたいになんべんも笑うてたしいつもの猫を被ってる感じが全然無かった。素のままの『宮永照』が出とった気したわ」

照「素のままの…私」

洋榎「インハイ後すぐ会うたときはほんまに『ヒト』やない思ったけどな」

照「それを本人の前で言うのは失礼」

洋榎「アハハ。けどなうちは猫被っとる照より今の照が何倍も好きやな」

照「!」ドッキン

照「(そういう言葉を平然と言うのは…卑怯)」

洋榎「なるべくその猫被りは他人にもしてほしいないねんけど、うちとおるときだけは『ありのままの宮永照』でおってな?」ニコー

照「」ドキドキ

照「(今なら渡せる…かも)」

照「あ、あの! 洋榎…」

洋榎「ん?どないした?」

照「実は…受け取って欲しいものがあって」

洋榎「なんやなんやー?エンゲージリングかー?」

照「!そ、それは話が飛躍的すぎる///」

洋榎「ジョークやジョーク。それで渡したいものってなんや?」

照「これ…なんだけど…受け取ってもらえる…かな?」

洋榎「なんやそれ。保冷剤も入っとるんか、ぎょうさん包んどるなー?」

照「気に入るかどうか…わからないけど…あ、開けてみて?」

洋榎「ほな遠慮なく……… うわうわぁ!なんやこれ!めっちゃおいしそうなシュークリームやん!どこで買うてきたん!これ!?」

照「い、一応手作り…で」

洋榎「えー!!??これ照が自分で作ったんかいな?ホンマに!?」

照「う、うん一応機材とかは家に揃っててレシピと材料さえあればすぐにできるんだけど」

洋榎「すごい!すごいやんけ照ぅぅ!!菓子好きは伊達やなかったってことやなぁ!なぁなぁこれ今食べてええ?」

照「ど、どうぞ…ちょっと味付けに不安があるけd―」

洋榎「うおおおおおおおおおおおおおおお 今まで食うたシュークリーム、いやどんな菓子よりも美味いわああああああ。ほ、ほっぺ!ほっぺが落ちてまうでえええええ」

照「そ、そう。喜んでもらえてよかった」

洋榎「今日はたくさん観光させてもらうし最後は一番美味いシュークリーム食わせてもらうしここの夜景も綺麗やし!生きててホンマよかったわあああああ」

照「ふふ…!あ、洋榎 ちょっと待って」


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