16: ◆J5Y.hD6Ol2[saga]
2015/02/05(木) 20:22:09.84 ID:BYiw7eL10
放課後 姫松高校
?「主将!」
洋榎「ん?何や恭子」
恭子「あ、あの今日この後時間とか空いてます?」
洋榎「せやな最近忙しかったけど今日は何もあらへんし空いとるで?」
恭子「ほ、ほな!この後ちょっとうちと買い物付き合うてくれませんか!?」
洋榎「ええで!ちょっとうちも気分が沈んどったしな!行こか!」
恭子「はっ、はぃ!」パァ
東京 宮永宅
照「洋榎…あの後何も連絡がない。また、前みたいに突然電話とかしてくるのかな」
照「(けれどあの日、何か洋榎がいつもと違う感じだった。少し慌てていた感じ?)」
照「やはり、洋榎の事が心配。ここは電話越しよりも直接会って確かめた方が早い」
照「そうとなれば『思い立ったが吉日』、『善は急げ』早速支度して大阪に行こう」
照「そう言われればこの前部の皆にクッキーを作った余りがまだあったはず」ゴソゴソ
照「よし、これを包んでと」キュッ
照「洋榎…今、会いにいくから」タッ
大阪デパート前
洋榎「恭子ぉ、なんぼ買い物言うたて限度っちゅーもんがあるでー?」
恭子「そうですかー?でも主将やったら力もうちよりあるしこれくらい楽勝なんとちゃいますかー?」ニヤ
洋榎「く、くそ…はめられてもうた。買い物という名のただの荷物持ちやったんやな?」
恭子「そんな訳ないですやんー。主将もいくらか買い物してましたやん」
洋榎「せ、せやけどいくらなんでもこの量は多すぎやろ!こない多かったら店で宅配サービスか何か使うた方がええやろ!」
恭子「そんなお金もったいのうて使いとうないですー。せやから今日は主将を誘ったんですよー?」ニヤニヤ
洋榎「あっ!今認めた!うちのこと荷物持ちって認めおったで!」
恭子「あそこのベンチで一休憩していきましよう?ジュース驕りますー」
洋榎「全く、ずるいんか、気前がええんか分からんやっちゃな」
洋榎「ぷはーっ!この一杯の為に生きとるわ!!」
恭子「主将、おっさんくさいですよ?」
洋榎「やっぱりサ〇トリーが誇る130周年の伝統の味やでえ!」
恭子「調子ええんですからー」クス
恭子「……」
恭子「主将」
洋榎「ん?どないした?」
恭子「ここ最近ずっと考え事してますよね?何かあったんとちゃいますか?」
洋榎「な、何突拍子もないこと言うとんねん!うちはいつもどーり元気やで?せやなかったらこんなぎょうさん荷物抱えれへんしな!」
恭子「絹ちゃんが言うてましたよ?『毎日米3合は平らげるお姉ちゃんがここ数日まるで食欲がないって』」
洋榎「き、絹ぅ 余計な事を」プルプル
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