過去ログ - 俺の弟は「妹」と紙一重なんだが?【R-18】
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1: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 00:15:48.32 ID:65Z/G21DO
俺の弟のトモは、サッカー部のレギュラーでイケメン。友達もいっぱいだしLINEも毎日連絡が入るリア充だ。
…………はっきり言って、ネクラでぼっちな俺とは真逆の人生。
俺はそんな弟に劣等感を抱き、弟もまた俺を見下している。
そんな俺が唯一あいつの兄でいられる瞬間は…………

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2: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 00:31:40.35 ID:65Z/G21DO
一人で部屋に籠ってゲームしていると、階段を登る足音が聞こえ始めた。気がつくともう日が沈んでいる。部活を終えたトモが帰ってきたんだろう。
足音が隣の部屋の扉を開けた。しばらくの沈黙。それから途端に慌ただしい物音が聞こえてきた。
部屋の中をうろつく音、引き出しやクローゼットを開ける音、何度も家具を動かす音。
やがて音は隣の部屋を飛び出し、俺の部屋の前で停止した。


3: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 00:41:12.04 ID:+8q2U3NXO
勢いよく、というよりは乱暴に扉が開いた。
開けたのは勿論トモ。その表情には怒りが浮かんでいる。
「おい」
これはトモが俺を呼ぶときの言葉だ。
「なんだ?」
以下略



4: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 00:52:53.64 ID:+8q2U3NXO
俺はさっきと変わらない調子で肯定した。
「ああ、そうだ」
「てめえ……悪趣味なことを!」
「あんまうるさくすると母さんにバレるぞ」
今にも殴りかかろうとするトモを制止し、唇に人差し指をくっつけるジェスチャーをする。ぐぬぬ、とばかりにトモは拳を納めた。
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2015/02/06(金) 00:57:56.93 ID:EE4FNhs7O
開けたのは勿論トモ。その表情には怒りが浮かんでいる

「おい」

これはトモが俺を呼ぶときの言葉だ
以下略



6: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 01:21:18.56 ID:+8q2U3NXO
整った顔と綺麗な瞳。同じ親からどうしてこうも違う造作が産まれるのだろうか。
「んだよ、気色わりい」
トモが悪態をついて視線を逸らす。こいつはいつも俺の目を見ようとしない。
「アレはあそこだよ」
指を差したのはベッドと、その上の不自然に膨れ上がった布団。ちょうどトモが逸らした視線の先にそれらはあった。
以下略



7: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 01:35:47.66 ID:+8q2U3NXO
しかし只の服ではない。じゃあ高価な服か、とかそういう話でもない。確かにわりと高価な物ではあるが。
決定的におかしいのは、それらがおおよそ一般的な男子高校生が身につけるには相応でない、いわゆる女性物の衣服であるということだ。
だが、これらがトモの私物であることは事実であり、そしてトモが常習的に女性物の服を着て楽しむ女装癖の持ち主であることもまた事実である。
「………よかった、全部ある」
小物まで全て数え上げたトモはほっと息をついて安堵する。だがすぐまた怒った表情に戻り、こちらに顔を向けた。


8: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 02:03:46.84 ID:+8q2U3NXO
「てめえ!どういうつもりで……」
出鼻を挫く形で、携帯のカメラがシャッターを切った。大切そうに抱えられる女性服と、それを抱えるトモの姿が画面に写し出される。
次の瞬間、いきなり俺の手から携帯がはたき落とされた。俺がそれに反応したのは、既にトモが俺の携帯を拾い上げた後のことだった。
「消去、と……残念だったな。お前の企みは失敗した」
トモは嘲笑した。俺はそれを笑い返して言う。
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2015/02/06(金) 02:05:50.32 ID:n4vTLE37o
スルーワロタ


10: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 02:38:16.57 ID:+8q2U3NXO
トモは動揺し青ざめる。俺は別の携帯を取りだして、実際にさっきの画像を表示してみせた。
「これを友達とかに見せられたら困るんじゃないか?女装はしてなくても、言い訳はしにくいだろ?」
「くっそ!何が目的だ変態!」
軽蔑を含んだ目で睨まれる。
「変態はお前だろ。まあ、お前に言うことを聞かせる材料が欲しかったんだよ」
以下略



11: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 02:39:56.79 ID:+8q2U3NXO
仕事中なのに眠くなってきたので今日はおしまい


12:名無しNIPPER
2015/02/06(金) 05:46:09.96 ID:neIws3pZ0
あ、もう書かなくていいです
ブログかなんかでやっててください


13:名無しNIPPER[sage]
2015/02/06(金) 07:06:46.36 ID:69NIxij6O
sageも知らない読者様チーッスwww


14:名無しNIPPER[sage]
2015/02/06(金) 09:21:45.79 ID:L3Q+I4vOO

モバイルだと読みやすいけどPCだと行間空いてないと読みにくいんだよな



15: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 09:26:09.25 ID:XWLn7GuLO
>>14
それマジ?
でもまあ今時掲示板見るのにPC起動することもないでしょ(偏見)
皆もAndroid買って2chmate導入、しよう!(ステマ)


16: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 09:39:12.90 ID:XWLn7GuLO
トモは自分の立場を悟ったのか、諦めたようにベッドの縁に座る。
「……何させるつもりだよ」
依然として目は攻撃的だが。
俺は無作為にトモの服を一着拾い上げた。
「お、メイド服か。こんなのまであるんだな」
以下略



17:名無しNIPPER[sage]
2015/02/06(金) 09:52:42.24 ID:8gAKZNqL0
いいよ、続けて
パンツがどっかいった


18: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 09:54:01.16 ID:XWLn7GuLO
深呼吸して改めて言い直す。
「だから、その服、着て見せろよ。今、ここで」
一言一言を区切って強調すると、トモは興奮して声を荒げる。
「ばっかじゃねーの!?できるわけねえだろ!」
「拒否権なんかないって分かってるだろ」
以下略



19: ◆1pC6luvstg[saga]
2015/02/06(金) 10:11:23.26 ID:XWLn7GuLO
今まで着ていたサッカー部のユニフォームをその場に脱ぎ捨てると、トモの裸体が目の前に現れた。
若干日に焼けた綺麗な肌はじっとりと汗に濡れていて、普段から処理をしているのか、体毛はほとんどない。
意外と薄い胸板にはぷっくりとしたピンク色の突起二つが、自分達の存在を主張しているように並んでいる。
細い腕と対照的に、むっちりとした太股がトランクスからすっと伸びている。やはり無駄毛はなく、見ただけでスベスベモチモチとした感触が想像させられる。


20:名無しNIPPER[sage]
2015/02/06(金) 10:24:27.93 ID:D2nUJyrJo
なんか興奮してきた


21:名無しNIPPER
2015/02/06(金) 10:48:41.02 ID:ZT5KJjuO0
おっ?ホモスレか(歓喜


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