過去ログ - 少年「ドラゴンナイト」
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22:名無しNIPPER[saga]
2015/02/12(木) 19:09:03.67 ID:BrpBC1w60
少年「……」

黒竜「居た」ストン

少年「何しにきた」

エルフ娘「……私は、昔両親が目の前で殺された。もう家族は居ない」

エルフ娘「あの男たちに捕まった時、悔しくてたまらなかった」

エルフ娘「……これからは、貴方達のために生きたい」

少年「駄目だ、あの男は僕の正体に気付いていた」

友「そんなの関係ねえよ! お前は俺の……俺達の命の恩人だろうが! 一緒に旅をしようぜ!」

黒竜「……遠回しに、「自分と居ると、危険な目に会うぞ」と言っておるのだよ」

少年「黙れ」

エルフ娘「じゃあ、どうして私を助けたの?」

エルフ娘「貴方も自己満足? ずっと一目を避けて生活していたのに?」

少年「……自分でも分からない」

黒竜「……小僧ら、名は何という?」

友「俺は友」

エルフ娘「エルフ娘」

少年「……少年」

黒竜「少年か。お前は何のために生きている?」

少年「……復讐。両親の分まで生きる事が、僕の復讐だ」

黒竜「そうか。実は……あの男が気になる事を言っていてな」

黒竜「鉱竜の成体が目撃されたと言っていた」

少年「!」

黒竜「旅をしていれば、出会うかもしれぬ」

友「一緒に行こうぜ? な?」

少年「……分かった。明日出発する」

エルフ娘「貴方はどうするの?」

黒竜「側に居る事は出来んな……マーキング系の魔法は使えるか?」

エルフ娘「うん」ポゥ

黒竜「よし。何かあったら、信号を送ってくれ。いかなる時でも、全速力で駆け付けよう」

エルフ娘「……ありがとう」

友「よし、さっそく準備に取り掛かろうぜ!」

少年「……」

黒竜「では……さらばだ」バサッ


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