過去ログ - 花陽「ふたり乗り タイムカプセル」
1- 20
8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:39:38.41 ID:32fv2ES+o

「……ごめん、凛ちゃん。あとで、ね」

 花陽はむりくり声を大きくして
 「今度は凛ちゃん洗ったげるね」って
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:40:05.08 ID:32fv2ES+o

「じゃあ、かよちんお願い!」

 って、髪の毛を洗い終えた凛ちゃんが後ろの私に背中を横たえました。

以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:40:31.65 ID:32fv2ES+o

 手の中で泡立てたボディソープをうなじから二の腕に滑らせて、
 片腕ずつ持ち上げて泡をすり込んでいきます。

「凛ちゃんがね、かわいいなって」
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:40:58.26 ID:32fv2ES+o

「……かよちん、だぁいすき」

 歌うような声がふりそそぎます。

以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:41:24.80 ID:32fv2ES+o

 仏様みたいに目を閉じたままの凛ちゃんが花陽に言いました。

 そうだね、流さなくっちゃね。
 ゆるめに開いたシャワーの水流、
以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:41:51.38 ID:32fv2ES+o

 すべて洗い流した花陽たちはいつも通り一緒にお風呂に浸かります。

 浴槽には、三分の二ほどしかお湯を張らないことにしています。
 ざぶんとはみ出て流れ出るのが凛ちゃんは好きだったけれど、
以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:42:17.96 ID:32fv2ES+o

 身体を沈める水の音が引いて、
 波もおだやかになるころには、骨の奥まであったまってきます。

 凛ちゃんも同じで、
以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:42:44.55 ID:32fv2ES+o

 ねぇ、ぎゅってして。

 いいよ、おいで。

以下略



16:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:43:11.13 ID:32fv2ES+o

 私たちは、ときどきこんなふうにします。
 凛ちゃんが私を抱きしめたり、私が凛ちゃんを抱きしめたり。

 いつの間にか、
以下略



17:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:43:37.70 ID:32fv2ES+o

 来年から、この学校でも文系クラスと理系クラスに分かれるそうです。

 文理選択の提出用紙が昨日、ホームルームで配布されました。

以下略



33Res/15.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice