過去ログ - 海未「 【あいするあなたへ.txt】 《最終稿》 」
1- 20
1:※えりうみ[sage saga]
2015/02/14(土) 05:23:08.85 ID:kqftSEkvo

ことり「――それで、『面と向かって想いを伝えられない人』の話だっけ?」

海未「はい・・・その、ことりなら、そういった映画などにも詳しいでしょうし、」


ことり「・・・・・」ニコニコ

海未「・・・・歌詞の参考に、ですよ?なにもおかしいところなんて、」


ことり「はいはい、そうだね、うん。
    ふふっ、海未ちゃんだったらどうする?」

海未「私は、その・・・そういう経験にはうといのでっ、」


SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:24:25.71 ID:kqftSEkvo

ことり「じゃあね、たとえばの話だよ?
    そうだなぁ・・・ことりや穂乃果ちゃんだと、近すぎるから・・・」

海未(たとえば、の話・・・ですよね?)
以下略



3:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:24:52.28 ID:kqftSEkvo

ことり「面と向かって伝えられないなら、海未ちゃん、
    とってもいい方法があるんだよ?」

海未「・・・え?」
以下略



4:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:25:18.85 ID:kqftSEkvo

  ◆  ◆  ◆



以下略



5:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:25:45.43 ID:kqftSEkvo

  ◆  ◆  ◆


穂乃果「手紙の書き方ぁ・・・?!
以下略



6:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:26:12.03 ID:kqftSEkvo

海未「・・・その、ことりから何か聞いてるかもしれませんけど、
   私個人の問題とかそういうことではなくって、はい、、」

穂乃果「聞いてないよ・・・。
以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:26:38.60 ID:kqftSEkvo

穂乃果「ほらっ、あれだよ、私だって
    A-RISEのライブ見るまでスクールアイドルなんて考えてもなかったし!
    でもやってみたら、
    まるで最初っから穂乃果がしたかったことってこれだったんだって、
以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:27:05.19 ID:kqftSEkvo


  ◆  ◆  ◆


以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:27:31.76 ID:kqftSEkvo

《・・・だめです、考えれば考えるほど、遠ざかっていく気がします。

 穂乃果が言うように、あの人の好きなところを、どうして気になってしまうのかを、
 考えてはみたのです。
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:27:58.31 ID:kqftSEkvo

《「相手の好きな所を100個あげて」なんて問いを耳にしたことがあります。
 私は、そんな風に数え上げられるでしょうか。

 ・・・たぶん、数えられません。
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:28:24.89 ID:kqftSEkvo

  ◆  ◆  ◆


ことり「・・・・」
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:28:51.45 ID:kqftSEkvo

ことり「きのう、何かあったのかなぁ・・・」

穂乃果「・・・絵里ちゃんは、変わんないみたいだったけど」

以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:29:17.99 ID:kqftSEkvo

  ◆  ◆  ◆


【絵里へ.txt】
以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:29:44.53 ID:kqftSEkvo

  ◆  ◆  ◆


絵里「あら・・・一年生かしら? 私になにか用?
以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:30:11.07 ID:kqftSEkvo

絵里「・・・どう? この通用口から出たところ、
   向こうまでトンネルみたいになってるのよ」

絵里「ここはね、私もこの学校に三年間通ってて気づかなかったんだけど、
以下略



16:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:30:37.67 ID:kqftSEkvo

絵里「・・・・そう。」

絵里「・・・ありがとう、私なんかのこと、そんな風に思ってくれて」

以下略



17:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:31:04.22 ID:kqftSEkvo

  ◆  ◆  ◆


 書きかけのレポート用紙数枚を犠牲にして、私は静寂を手に入れました。
以下略



18:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:31:30.78 ID:kqftSEkvo

海未「・・・帰ってください」

絵里「そんな、ひどいわ、せっかくお見舞いにハラダのラスk」

以下略



19:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:31:57.33 ID:kqftSEkvo

海未「・・・みないで、ください」

絵里「・・・ねえ、着替えたら?
   その、汗かいたでしょう、海未のお母さんに聞いたのよ、
以下略



20:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:32:23.86 ID:kqftSEkvo

  ◆  ◆  ◆


 それから絵里は、暖めたタオルを私の肩や背中にすべらせていきました。
以下略



21:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 05:32:50.44 ID:kqftSEkvo

絵里「・・・心配、したのよ・・・!」

 やさしい絵里は私の身体を抱き留めてそのようなことを言ってくれます。
 言葉とともに漏れた吐息まで首を伝って、
以下略



29Res/16.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice