10: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/21(土) 22:04:41.80 ID:u6w4SEW+0
晴の中に放たれた兎角の熱い想いは今でも記憶に残っている。
受け止めきれずに溢れた滾りは、目に見える愛情だった。
11: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/21(土) 22:08:58.98 ID:u6w4SEW+0
兎角から与えられるものならなんだってよかった。
わずかに顔を寄せると兎角もそれに合わせて顎を上げた。
12: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/21(土) 22:10:26.55 ID:u6w4SEW+0
ちょっと犬の散歩に行ってきます。
3、40分くらいで戻ります。
13: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/21(土) 22:42:24.30 ID:u6w4SEW+0
兎角「晴?」
いきなりの反応に兎角が怪訝な表情を向けてくる。
14: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/21(土) 22:44:56.96 ID:u6w4SEW+0
兎角「その保身に走る口調がものすごく気になるんだが……」
晴「晴が悪いのは分かってるから、その、ダメならダメって言ってくれていいからね?」
15: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/21(土) 22:53:07.97 ID:u6w4SEW+0
なんて言えば穏便に済むだろうかと考えている間に兎角ははっと目を見開いた。
兎角「お前まさか……」
16: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/21(土) 22:56:34.95 ID:u6w4SEW+0
今後使用禁止なんて言われたら困るので、晴も兎角を刺激しないように穏やかに口を開いた。
晴「だいぶ前だよ。全然効果が出ないから、晴には効かないのかなって思ってたんだけど、今キスした時に出てきたみたい……」
17: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/21(土) 22:59:51.37 ID:u6w4SEW+0
晴「兎角さんがいやらしいキスしてくるから……」
でもそれは恐らく嘘ではない。
18: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2015/02/21(土) 23:05:46.31 ID:u6w4SEW+0
兎角に促されるまま、晴はソファに座った。
晴「してくれるの?」
19:名無しNIPPER[sage]
2015/02/22(日) 08:55:32.16 ID:IEi+ZU+Y0
リドルが好きなだけであってお前を待っていたわけではないから
かかか勘違いしないでよね
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