4:名無しNIPPER[saga]
2015/02/22(日) 03:09:40.22 ID:N1fLZgZO0
そこへ、ビュッフェの料理を選びに行っていたヨリタ・ヨシノも戻ってくる。彼女もまたアヤメと同じくタケウチPに
プロデュースされている少女の一人であり、今日のイベントにおいてはアヤメのサポートメンバーとして共に仕事を
しに来ていた。
「このとおりでしてー。このような形の食事は初めてのためにー、少々迷ってしまいましたがー」
そういって机に置いたのはチャに焼き魚、味噌汁と漬物、そしてご飯と極めて質素な和食。とても彼女らしい選択に、
アヤメは思わず笑みをこぼす。
「……そういえば、ヒトミ=サンはまだなのでしょうか」
武内「今、センカワ=サンが呼びに行っていますから、もう少しで来るとは思いますが……」
ヨシノが食事を取り始めたのを見てから、この場にいないもう一人の友人のことを口にするアヤメ。今彼女たちがいる
場所はホテル内のレストランのため、迷って遅れているということもないはずなのだが。
「まだ眠りにつかれているという可能性もー」
「さすがにそれは考えられません。今日は大事な日だということをヒトミ=サンも分かっているでしょうし」
ニワ・ヒトミ。今日の仕事においてもう一人の大事なメンバーであり、いくつかの地点のイベントにおいては彼女を姫に
見立てた殺陣も行わる予定となっているため、その存在はとても重要である。
それを本人も理解しているはずなのに、朝食に現れない。なぜか。
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