38: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:32:36.64 ID:kKUfzB5A0
「いいのか?俺みたいなのが橘さんの家に行っても」
「……何とか説得します」
どうか母がいない事を祈ろう。一番説得するのが面倒くさいのがあの人だから。
39: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:35:12.94 ID:kKUfzB5A0
「……橘さんって」
「なんですか?」
私の部屋。お風呂あがりの彼と二人で過ごす。
40: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:37:46.83 ID:kKUfzB5A0
「いつまでも水びたしのままでは私の部屋にこられた時に困ってしまいます」
「そりゃそうだ」
Pさんは今、父の古着を着ている。
41: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:39:14.01 ID:kKUfzB5A0
「私のどこをそんなに……」
私がそう言うと、彼は少し考え込むように唸ってから答えた。
「笑顔、かな」
42: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:40:54.54 ID:kKUfzB5A0
「そ、そうですか」
そう思うと、なんだか照れてきた。
自分では笑う事が少ない人間だと思っていたのに、まさかそんな事で笑顔を見せてしまうとは。
43: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:42:31.77 ID:kKUfzB5A0
私はアイドルになる事自体には、どう思ってるんだろう。
少なくとも悪い気はしない。
歌や音楽を仕事にしたいと思っていたし……。
44: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:44:15.31 ID:kKUfzB5A0
……何かってなんですか。
「ありがとうございます。それじゃあ俺は着替えて帰るから」
「えっ、も、もう少しいても……」
45: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:45:55.18 ID:kKUfzB5A0
20○△年 D月Z日
「どうして私に黙ってあの男を家に入れたの!!」
46: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:47:58.85 ID:kKUfzB5A0
20○△年 E月A日
「ありす……ちょっと、いいかな」
47: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:49:37.26 ID:kKUfzB5A0
「どう……とは?」
だが、ウミガメから放たれた言葉は思いもよらぬものだった。
「アイドルになりたいと……思っているのかい?」
48: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:51:47.56 ID:kKUfzB5A0
20○△年 E月G日
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