21:名無しNIPPER[sage]
2015/03/03(火) 00:25:23.17 ID:mcjyyjUNo
櫻子「へ、変なことしちゃいましたね……もうこんな時間だ」ぴょん
綾乃「…………」
制服を整えて、帰る準備を始める。
混乱する頭に鞭を打って、私もなんとか作業の終わってあるプリント類をまとめた。これはここに置いておいて、明日また会長に渡せばいい。
櫻子「じゃあ、もう帰りましょうか」
綾乃「え、ええ……」
大室さんは大きく伸びをすると、もうほとんど通常の状態に戻っていた。生徒会室に入ってきたときの、いつもの元気な姿だ。
しかし私の耳にはもう、さっきの喘ぎ声が焼き付いてしまっている。我慢を重ねる表情、紅潮した顔、震える肩の力、全てが大きく意識に刻まれている。
こんな気持ちは初めてだった。
そして、願ってしまった。もっともっと、この先にあるものを見てみたいと。
綾乃「大室さん……今日、暇?」
櫻子「えっ?」
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