過去ログ - パワプロ「あ、そうだ。今日○○の誕生日だ」 2
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1:1[saga]
2015/03/03(火) 00:00:03.30 ID:ZvzEzxEn0

 みずき「先輩!お誕生日おめでとうございます!」


 パワプロ「おめでとうございます!」


 「おめでとうございます!」


 そう言ってくれる可愛い後輩や同期の皆。特にみずきは嬉しそうにとびっきりの笑顔を見せてくれている。
 3月3日。今日は僕の誕生日。
 二日前にこの学校を卒業したばかりだけど、今日はみずきからのメールで部室に来てほしいって誘われて来てみると2月14日の進君のサプライズ誕生日と     
 同じ様に、僕にもクラッカーの雨が降り注がれた。

 
 あおい「ありがとう、皆」


 僕は嬉しさを噛みしめながらみずきが差し出してくれている花束を受け取る。鮮やかなピンク色のハナモモ、確か花言葉は・・・
 僕がハナモモの花言葉を思い出そうとしている時、苗字で僕を呼ばれた
 その声の主は猪狩君だった。その隣には、瓜二つの弟の進君も立っている。


 猪狩「おめでとう、早川。やっと僕と同い年になったね」
 

 あおい「あ、そう言えばそうだね!やったぁー」

 
 猪狩君はキザッたらしく、でもどこか優しい微笑みを浮かべながら僕に淡い水色の包装紙でラッピングされたプレゼントを差し出した。
 僕はそれを受け取って「ありがとう」と言うと猪狩君は「今年は倍で頼むよ」と言ってきた。
 それに僕は「もちろん」と頷いた。中身によりけどね


 進「あっと言う間に過ぎちゃいましたね・・・」


 そう進君が呟くと、僕はふと去年のあの日を思い出した。ドラフト、それは僕達プロ野球を目指す高校野球児にとって一大イベント
 その日は10月の少し肌寒い季節にも関わらず、僕達旧3年生の熱気と期待が込み上げている中の部室に居た。そこでまず最初に聞こえたのは猪狩君の名前だった。
 猪狩君は当然と言わんばかりの笑みを浮かべているのに、僕は悔しさのあまり壁を殴って罅が入ってしまった。
 まぁ、その次に呼ばれたから落ち着きは取り戻したけど、監督に物凄く怒られちゃった・・・


 猪狩「ああ。だが、プロ野球で生き抜くには勝ち残るしか無い事を、覚えておくようにね」


 あおい「うん・・・わかってるよ。君との勝負、いつか出来る日が来ると良いね」
 
 
 猪狩「フッ・・・期待しているよ」

 
 そう言って猪狩君は拳を作り、僕も拳を作って互いにコツンと当てた。
 これは僕達にとっての合言葉でもある。意味は・・・頑張れとか任せてとか色々な言葉が籠ってる。

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2:1[saga]
2015/03/03(火) 00:50:08.87 ID:ZvzEzxEn0

 皆とのお祝いを終えて、気づけば夜になっていた帰路の途中、僕の携帯にメールが届いた。受信したメールの送り主の名前を見て僕は受け取ったプレゼントを落とさないように持って走り出した。
 

 空に点々と輝く星々の下、僕はいつも彼と待ち合わせをする公園に着いた。でもそこに彼の姿が無い
以下略



3:1[saga]
2015/03/03(火) 11:52:17.69 ID:ZvzEzxEn0

 友沢「あっ、そうだ。先輩」


 あおい「ん?」
以下略



4:1[saga]
2015/03/03(火) 11:58:41.39 ID:ZvzEzxEn0

 あおいちゃん誕生日おめでとうぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!


 ちなみにハナモモの花言葉は他にも「天下無敵」「気立ての良さ」と言うそうです。天下無敵はカッコいいわぁ
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2015/03/03(火) 12:39:13.82 ID:whfSMmODO
バッピとして頑張ってねの間違いやろ


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