過去ログ - 【R-18】雪風「しれぇの前でおもらししてしまいました」
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23: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:17:20.58 ID:FQujOMSOo
(お、落ち着け、冷静に……!)

鼓動を早める胸を押さえ雪風は大きく息を吸う。
全身を強張らせる緊張感は戦闘時のそれよりも強かった。

「それは、雪風が……」

「雪風が?」

「雪風が、しれぇの裸を見て興奮しているからです!」

一度言葉を切り続きを促す司令官の声を聞き、意を決して雪風は叫ぶようにして心中を吐露した。
二人だけのドックの中に雪風の声が反響する。

「雪風はしれぇに抱きしめられているときに、いつもえ、エッチな気分になっていました!」

一度吐きだしてしまえばもう後には引けない。
雪風はそのままの勢いで今までの自分の想いを暴露していく。

「さ、さっきもしれぇが近くにいるときに下着を下すことに興奮して、しれぇに、み、見られてるときも背中がぞくぞくしてて!」

「……」

「だから、もうさっきのことを気にしてるんじゃありません! 雪風がいやしくも司令官に欲情しているだけですから!」

言いたいことを全て言い終わり、雪風は荒くなった息を吐く。
自分が発した言葉の残響がやけに長く耳に残った。

(と、とてつもなくはずかしいことを言ってしまった)

やりきった充足感と共に襲いくる怒涛のごとき羞恥の熱。
火が付くとはこのことかと思うほどの恥ずかしさだったが、雪風の心に後悔はない。
自分が抱えているものを司令官に伝えられたのだから。

(しれぇ、どんな顔してるだろう?)

言葉を発するのに夢中で見えていなかった司令官の顔を想像しつつ、雪風は下げていた頭を上げた。


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