過去ログ - 【R-18】雪風「しれぇの前でおもらししてしまいました」
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27: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:19:16.29 ID:FQujOMSOo
「まさかはじめてがあなたからなんてね」

「いやだったでしょうか?」

「まさか。言ったでしょう、あなたが私にそういう感情を持ってくれるのがうれしいって」

「あぅ……」

司令官に嫌がられていなかったことはうれしいが、『そういう感情』を改めて自覚して恥ずかしさがこみあげてくる雪風。

「やっぱり、あなたは可愛いわね雪風」

「し、しれぇ!」

縮こまった雪風に愛らしさを見て言う司令官に、雪風は思わず大声をあげてしまう。

「さっ、こっちに来て雪風」

「えっ?」

「続き。まだ、満足してないでしょう?」

差しのべられた手と共にかけられた司令官の誘い。
その意味がわからないほど雪風は子供はなかった。

「あ、あの、その、ふつ、不束者ですが――」

「そういうのいいから早く。結構寒いんだからね」

しどろもどろになる雪風を急かす司令官。
風呂場にいるので当たり前だが彼女は裸で、シャワーを浴びた後なので全身が濡れていた。
お湯から得た熱が冷めれば普段よりも寒さを覚えてしまうことになる。

雪風自身も同じ状態なのだが、あまり寒さを感じていなかった。
艦娘であることはもちろんながら、全身の血が煮え滾るように熱いからだ。

「し、失礼、します!」

意を決して雪風は立ち上がり、もう一度司令官に倒れ込む。
重なり合った身体が伝える司令官の体温は、雪風のそれと等しいほどに熱かった。


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