過去ログ - 【ミリオンライブ】輝きの向こう側へ
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5:名無しNIPPER[saga]
2015/03/09(月) 08:09:00.83 ID:YLQNB+5X0


「一体…何が…」


絶頂を邪魔された怒りと無事に起きられた喜び、さらにプスプスと効果音が出そうなほど暖められた頭の具合のせいで、おれはぼんやりとしたまま覚醒した。


ぼんやりとした覚醒、という奇妙な言葉で表された目覚めのお陰で疲れは吹っ飛び、仕事に対するやる気が沸き上がってくる。


「……仕事、するか!」


「うっひょひょいひょーい!!」


ピョーンと足を広げて飛び上がりながら、椅子と書類を自分の机に収め、おれは『給湯室』へと向かった。


おれが『給湯室』へと向かったのは、ある飲み物を飲むためである。


そう、コーヒーだ。


ハイテンションのまま飛び込んだおれは、すぐさま自分用のコップとインスタントの粉、砂糖と牛乳を取りだしてポットの温度を確認する。


「ふむふむ…83℃か、志保のバストと同じだな」


――――――――――――――――――――

志保「くちゅん」


静香「あら、風邪?」


志保「そう、かしら…寒気がするわ」

――――――――――――――――――――



83℃という温度は人が触る水としては高温に分類されるが、このおれにとってはそうではない。


「『コーヒー』と『牛乳』は1対1だ……それは揺るがない絶対の方程式ッ!」


「粉はスプーン一杯半、砂糖はスプーンに山盛り一杯!」


おれはスプーンで必要な分量を計り、コップに入れる。





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