2: ◆ii331qfOTA[saga]
2015/03/10(火) 05:47:49.76 ID:hiV6/SbR0
1章
1『能力者の国』
ここは能力者の国。
人口のおよそ30パーセント以上が何かしらの能力に目覚めている。
能力の発現について詳しいことは分かっていない。
ただこの国は能力者を差別しない。だから自然と彼らは集まる。
しかし、だからといって能力を簡単に行使してもいいということにはならない。
大きな力には大きな影響と大きな責任が伴うからである。
×××
男「まあ、60パーセント以上が一般人ってわけなんだけど…」
友「そうだなぁ、能力なんて俺たちには無縁な代物だな」
男「俺も何かしらの能力が欲しかったんだけど…」
友「あきらめろ。確かに能力に対する憧れはあるが、俺たちはもう高校生なんだぜ?」
男「だよね」
そう。なぜか能力の発現は15歳以下に多く見られる。
そして16歳を過ぎれば、がくりと落ちる。
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