6: ◆Freege5emM[saga]
2015/03/10(火) 23:37:00.07 ID:NvNrK1sjo
●05
ベッドの上で腕を絡めた音葉の肌は、薄い汗に濡れていた。
「興奮しているようだ、ですって……貴方のせいですよ、プロデューサーさん」
音葉の背中側に回って、俺の手にも少し余るほど豊かな胸に手を伸ばす。
肩口から膨らみを覗き込み、指と手のひらで熱っぽい感触を味わう。
「貴方は……私の色を塗り替えて、私の中に、あっさり入り込んでしまうから……」
指と手のひらをほんの少し動かしただけで、凝り立っている先端が感じ取れる。
音葉の乳首を指先で挟むと、彼女の肩甲骨がびくりと跳ねる。
「やっぱりもう興奮しているって……貴方が、それを言いますか?」
寒くもないのに、音葉の吐息が一瞬だけ白く曇って消えた。
音葉の近くにいると、自分まで音色が見える錯覚がする。
「貴方が、仕事終わりに迎えに来てくれてから……貴方の一歩一歩の足音も、
声も、吐息も……私には見えるんです、聞こえるんです。私に、触れたいって……」
気づいた時には、既にかなり盛り上がっていた音葉の乳首が、
俺の指に捩られる度、刺激へ張り合うように固くなっていく。
「車のドアを開けてくれた時、キーを入れて回した時……。
それからも、サイドブレーキ、アクセル、ハンドル、ブレーキ……気づいてますか?
貴方の出す音の、何から何まで……私をここに連れてきて、抱いてしまうって言ってました」
ニプレスでも誤魔化しきれないほどいきりたった乳首を軽く弾いてやると、
音葉は上半身だけでなく腰までをがくんと揺らした。反応が一段広がった。
「そうでしょう……? 私を、車に乗せたら、もう……絶対に抱くつもりだったって、
露骨だから、貴方の色なんて、私にはお見通しです……」
音葉は俺の内心をそこまで察していて、澄ました顔で助手席に座っていたのか。
大した役者だ。さすがアイドルと言うべきか。
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