過去ログ - 咲「誰よりも強く。それが、私が麻雀をする理由だよ」
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◆JzBFpWM762
2015/11/24(火) 19:56:09.68 ID:A0S2go5Qo
『話にはね、イントロとサビがあるのだ』
咲『おうたの?』
『そっ。わたしは何かを説明するときになるべく「たとえ話」を使うようにしてるんだ。帰納法的っていうか、実例を使って質問に答えるなら例話法とか立体論法ってやつ』
『そこで今回は、会話を「カラオケ」にたとえて考えてみよー!』
咲『おー』
『だからね、今日はイントロとサビ』
咲『サビ好きだなあ』
『あはっ、あとでカラオケいく? ……ん? もしかして今のサビってワサビ?』
『それはそうと前にも話した通り、多くの人は会話するときに「伝えること」ばかり考えていて、「聞くこと」を意識してないの』
『これはカラオケにたとえると、「自分が歌うことばかり考えていて、他の人の歌を聞こうとしてない」って感じかな』
『他の人が歌ってるとき、聞くことよりも自分が歌う曲を探すのに一生懸命になってることってない? カラオケボックスの中を冷静に観察してみると、みんな歌うことばかり考えているのがよく見えて、なかなか面白いものだね。会話するときも、これと同じ状態になっているわけだよー』
『実は、会話ではもっとひどいことが行われてるの。他の人が歌おうとしている曲のイントロを聞いて、「あっ、この曲いいよね。わたしが歌いたい!」ってマイクをうばって歌っちゃったら、うばわれた相手はどう思うかな? 間違いなく腹を立てちゃうだろうね』
『でも実際の会話では、こうしたことがよく起きてる。かくいうわたし自身が、マイクうばいそうになったからね!』
咲『マイクとっちゃったらだめだよぉ……』
『と、とってないとってない! だからセーフ、ギリギリセーフ』
『……ま、まあ、とりあえずその経験をお話するよっ!』
『わたしって結構SNSとか使うんだよね。疎遠だった人もいるんだけど、SNSとかを使って友だちと連絡を取り合うことがあるの』
『そうしてある友だちと再会したときにね、その人が「やあ、久しぶりだね。オレさあ、この間、高尾山に登ってきたんだよ」って話しはじめたの』
『突然だけど、咲は高尾山が「世界一の山」なのを知ってる?』
咲『世界一?』
『うん、高尾山は毎年二六〇万人以上が訪れる「年間登山者数が世界一の山」なんだって。まー、このことつい最近まで知らなかったんだけどね』
『年間登山者数が世界一ということは、ビジネスでいうと「世界一集客している」って表現できる。「東京都下にある五九九メートルしかない小さな山が、世界一集客している」っていうのはすごくキョーミ深くない?』
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