過去ログ - 樟葉「お兄ちゃんの部屋に妹物のえっちなゲームが落ちてた」
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2:名無しNIPPER
2015/03/23(月) 17:06:22.46 ID:Dmb0eSZC0
ところで、わたしには三歳離れたお兄ちゃんがいます。
名前は富樫勇太。別名≪ダークフレイムマスター≫・・・だったかな。
両親と妹はジャカルタに住んでいて、今はお兄ちゃんとマンションで二人暮らしです。
ちょっぴり変人さんで、ちょっぴり抜けているけど、とっても優しいお兄ちゃんなのです。
そんな良き兄を、わたしはそっと心の中で自慢にしています。
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2015/03/23(月) 17:09:44.51 ID:w8sVyAqoO
需要あるから続けて


4:名無しNIPPER[sage]
2015/03/23(月) 17:11:30.43 ID:TgdyGjDuO
おう俺が得する兄妹来た


5:名無しNIPPER
2015/03/23(月) 17:11:55.28 ID:Dmb0eSZC0
そんなお兄ちゃんは、玉に傷だった中二病をほぼ克服して家から大分離れた高校で普通の高校生をしています。
優しくて、頭が良くて、容姿もまあまあ良いのお兄ちゃんのことですから、きっと充実した学校生活を送っているはずでしょう。
結構前から女の人のお友達も数人出来たようで、よく家に遊びに来ます。
特に、わたしたちが住んでいるマンションのお部屋の真上に住んでいる小鳥遊六花さんとは大の仲良しです。
というか、傍目から見たらお兄ちゃんと六花さんは間違いなく彼氏彼女にしか見えません。
以下略



6:名無しNIPPER
2015/03/23(月) 17:15:48.24 ID:Dmb0eSZC0
夏休みが始まって数日経った、八月に入ろうという頃でした。
特に部活動などをしていないわたしですから、長期休みというのは暇で仕方がありません。
しばらくは夏休みの課題を片付けていたのですが、この時期にもう残っているのは英語の宿題だけでした。

時刻は午後5時前。いい加減、物思いに耽るのもやめてさっさと宿題に取り掛かりました。
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2015/03/23(月) 17:17:12.27 ID:al6DXmzZo
なついな


8:名無しNIPPER
2015/03/23(月) 17:19:51.57 ID:Dmb0eSZC0
わたしは机を立ち、自室を出ました。そうして廊下を歩き、お兄ちゃんの部屋の扉の前に立ちました。
しかし、コンコンとノックをしても返事がありません。

「そういえば、お兄ちゃん出掛けてたんだよね。」

以下略



9:名無しNIPPER
2015/03/23(月) 17:24:53.02 ID:Dmb0eSZC0
仰天しました。パッケージを手に取り、表紙を見てみると妙に肌色が多かったのです。
表紙には、半裸又は全裸の、女の子が数人。自分の顔がだんだんと熱くなっていくのがわかりました。

「・・・これ、えっちなゲームかアニメだよね、きっと。」

以下略



10:名無しNIPPER
2015/03/23(月) 17:29:18.92 ID:Dmb0eSZC0
「ど、ど、ど・・・っ!?」

その時でした。

「ただいまー。あれ、樟葉いないのか?」
以下略



11:名無しNIPPER
2015/03/23(月) 17:36:10.26 ID:Dmb0eSZC0
「ふーん・・・。っていうかお前大丈夫か?なんか辛そうだけど。」

「だ、大丈夫っ!今日はちょっとお腹が痛くて、おトイレとお部屋を往復してただけだからっ。」

これ以上うまい言い訳を考える余裕はありません。恥を忍んで答えるしかありませんでした。
以下略



12:名無しNIPPER
2015/03/23(月) 17:42:57.32 ID:Dmb0eSZC0

「危なかった・・・。」

「うぅ・・・。」

以下略



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