過去ログ - 比叡「カレーができました!」橘さん「これ食ってもいいかな?」
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1: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:03:32.82 ID:F667Vfw10
初めに

このSSはアニメ版艦これ6話の(微妙な)補完SSです。
アニメがお好きな方にとっては不快な記述が含まれる可能性があるので、閲覧の際にはくれぐれもご注意ください。
書き溜めたものを投下していきます。

橘さん以外の剣のキャラも何人か出てきます。
筆者がアニメから入ったにわか者のため、艦娘の描写ミス等に関しては、何卒ご容赦いただければと思います。

前作

祥鳳「私が轟沈・・・?」 剣崎「ウゾダドンドコドーン!!」
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弦太朗「俺は全ての艦娘と友達になる男、如月弦太朗だ!!」
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2: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:04:49.20 ID:1qCAkmIp0
あのカレー大会から数日後、うなされていた私達はようやく回復し、目を覚ました。

「本当に申し訳ありませんっ! お姉さまっ!」

あれ以来、私は罪悪感に駆られ、何度もお姉さまに謝り続けていた。
以下略



3: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:05:36.51 ID:1qCAkmIp0
・・・と、勢いよく走り出したは良かったけど。

「ここ、どこだろう・・・?」
道に迷ってしまった。

以下略



4: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:08:15.64 ID:1qCAkmIp0
「深海棲艦・・・!」

それは小さな鯨のような駆逐艦だった。その行き先には小さな工場のある街の遠景が見て取れた。

しかも、既に砲塔を構え、狙いを定めていた。
以下略



5: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:10:38.04 ID:1qCAkmIp0
その後、男の人を砂浜まで連れてゆき、優しく降ろしてあげた。

それにしても、改めて見ると、やっぱり凄くイケメンさんだな。

(・・・違う!私にはお姉さまが・・・!)
以下略



6: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:11:58.29 ID:1qCAkmIp0
「そうか、君も艦娘か・・・。ここへは何しに来たんだ?」

「料理の! 修行です!」

「・・・料理の修行?」と橘さん。
以下略



7: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:13:31.24 ID:1qCAkmIp0

橘さんは私を山合の喫茶店へと連れて来てくれた。「ハカランダ」という名前のお店らしい。
クラシックな感じの、素敵なお店だった。今度お姉様を連れてきたいような風貌だった。

「いらっしゃいませ・・・、何だ橘か・・・」
以下略



8: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:14:47.06 ID:vtglARGr0
仕事が終わるのを待ち、とりあえず奢りで出してもらった紅茶と茶菓子を口にしながら店の中を眺める。

木製のテーブルがいくつも並んだ、シックな店内。

壁には母娘と相川さんらしき人が描かれた古ぼけた絵や、屋久島の杉やどこかの岸壁、山小屋を撮影した写真が飾られていた。
以下略



9: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:16:59.91 ID:vtglARGr0

しばらく私が店で写真や本を眺めていると、

「橘さん!」

以下略



10: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:19:25.12 ID:vtglARGr0


「そう言えば祥鳳くんは?」と橘さんが話題を変え、まだ仕事中の相川さんに聞いた。

祥鳳? アレ、どこかで聞き覚えのある名前なんだけど・・・。
以下略



11: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:19:44.18 ID:vtglARGr0


「なるほどそうかぁ・・・」とニヤニヤしながら睦月さん。

「なんのことだ」
以下略



12: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:21:19.21 ID:vtglARGr0

相川さんに案内されて部屋の奥の方に入ると、そこには髪の長い和服の綺麗な女性が掃除をしていた。

その人は私を見るなり驚いた顔をして、「あっ、貴方はっ!? 金剛型2番艦の比叡さん!」と尋ねてきた。

以下略



13: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:22:12.50 ID:vtglARGr0


なんとか祥鳳さんを宥めた後、お店がしまった後に私は試しにカレーを作ることになった。

今度は大丈夫。大丈夫なはず。見た目もカレーの色も普通だし。
以下略



14: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:22:43.25 ID:vtglARGr0


その後、重症だった睦月さんは家に帰って静養することになり、望美さんという恋人に連れられて帰ってしまった。

「ひぇぇ・・・。皆さんホントごめんなさい・・・!」
以下略



15: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:23:21.38 ID:vtglARGr0

暫くすると、器にある食べ物が盛られていた。透明な液体の中に白く柔らかいお米と細かく刻まれたネギが浮かんでいる。

「これって・・・」

以下略



16: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:25:05.18 ID:0V7/XCQ00

「初めて食べたのはボロボロの山小屋だったな・・・。

ひどく不器用で粗末な料理だった。でも、今まで食べた中で・・・、一番美味かった・・・」

以下略



17: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:27:02.27 ID:0V7/XCQ00

その後、私はたいやき名人養成ギブスをつけながら相川さんの元で数日の間修行と特訓を重ね、お粥を作れるようになり、最終的には何とか美味しいカレーを作れるようになった。

(でも、たいやき名人養成ギブスは何の意味があったんだろう?)

以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2015/03/28(土) 19:27:11.79 ID:X42U52EDO
ピストル!比叡に!ようこそ!!


19: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:28:10.26 ID:0V7/XCQ00



その時だった。山奥から突如轟音が鳴り響いた。

以下略



20: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:29:02.78 ID:0V7/XCQ00

「ヒァァハハハハハ・・・!!」

不気味な笑い声をあげ、深海棲艦がそこいら中に砲撃を撒き散らす。

以下略



21: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:30:08.29 ID:0V7/XCQ00

だけど、
「何・・・!?」

「ウソ・・・!?」
以下略



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