過去ログ - 【咲】京太郎「死が二人を」数絵「分かつまで」【安価】
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32: ◆phFWXDIq6U[saga]
2015/03/30(月) 23:26:30.69 ID:FMhX3oE8o

数絵「(…私…何をやっているのかしら…?)」

頭の中では今すぐ京太郎たちに追いつかなければいけないと理解している。
自分がいなくなったら間違いなく騒ぎになってしまう事を彼女はちゃんと分かっていた。
だが、まるで自分の汚点から逃げるようにして数絵の足は動かない。
そんな身勝手で自分勝手な自分の行動にさらに自己嫌悪を感じた数絵は、どうしようもなくその場に立ち尽くしていた。

京太郎「南浦さん!」

数絵「あ…」

そんな彼女に声を掛けたのは京太郎だった。
遠くから走ってくる彼の姿にうつむき加減になっていた数絵は頭をあげる。
瞬間、彼女の視界に入ってきたのは京太郎の心配そうな表情。
勝手に置いて行かれた自分に対して怒っているものだと思っていた数絵は拍子抜けしてしまう。



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