過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」ver2.0
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246:名無しNIPPER[saga]
2015/04/04(土) 14:21:54.31 ID:Z4dhcZc20
にこがとっさに姿勢を低くするのと同時に亜里沙の銃が牙を剥く。

パアン!!

だが、人間が実弾より早く動ける訳はない。

にこ「っ!ああああああああああああああああああ!!!!」

亜里沙の弾は、にこの腹部に着弾した。

にこの体を激痛が襲い、思わず蹲り、腹に手を当てる。

にこ「はぁ・・・!はぁ・・・!」

その手は赤く染まっていて、腹からは泡立ちながら血が噴き出していた。

絵里「・・・ごめんなさいね、にこ。」

絵里はにこの持っていた銃を拾い、弾数を確認する。

にこ「え、絵里ィィィィィィ!亜里沙ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!あ、っごふ!
・・・最初から、あんた達、これが狙いで・・・!」

絵里「私が気づいたのはさっきだけどね、亜里沙はそのつもりだったみたいよ?」

亜里沙「そろいもそろって、頭が弱いんですね、先輩方。
爆弾の仕掛けを聞いた時、この島から秩序が消え去った事に気がつかないなんて。」

もちろん絵里も亜里沙も最初から独り占めを狙ったわけではない。

亜里沙が最初に銃を取った時、亜里沙はこの銃の弾倉の見方を知っていたのだ。

何故ならば、亜里沙は勉強熱心で、日本が好きだからだ。

だから、日本の歴史についても勉強したし、日本が戦争で使った道具ももちろん勉強していた。

それでこの銃に入っている銃弾は二発と気づいた。

そう、亜里沙の銃では絵里を除いても一人殺せないのだ。

だから真姫、希が殺された時、亜里沙は驚いた。

事故が足りない銃弾を満たしたのだ。

実際に撃つのはもちろん初めてだが、銃の撃ち方と、リロードの仕方だけを覚えておけば

この距離なら誰でも当たる・・・。

二度目の暴発事故で、この虐殺劇はすでに約束されていたのだ。



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