133: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/05/16(土) 23:22:25.32 ID:WU6mVPXaO
「隠者の逆位置ですか……ふうむ」
アヴドゥルは何か考え込むかのように隠者を見つめている
「良いのか悪いのかどっちなんじゃ」
占われている方は気が気でない沈黙
ワシは待つのは余り好きじゃあないのだ
アヴドゥルは静かに口を開いた
「ジョースターさん…失礼かもしれませんが、『浮気』なんてなさってないですかな?」
ワシの体が波紋を流されたかのようにビクゥッ!と反応してしまい、ダラダラ冷や汗が流れ始めた
バッチリ当たっとるじゃあないか!Oh,my god!!マジでなんで!?まさかゴシップか!?
日本に行ったときに偶然会ったあの女との関係がバレていたって言うのか!?
「大丈夫ですジョースターさん。私はそう易々と秘密を漏らしたりなんてしませんよ」
アヴドゥルはニヒルに笑みを浮かべていた
その笑みは偽りなく秘密を漏らそうとなんて考えてはいないことがよくわかった
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