過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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◆6J9WcYpFe2
[sage saga]
2015/06/14(日) 20:05:54.72 ID:7LfOJCc80
こうして、お互いの悩みを打ち明けることにしました。
少女の名は佐々木千枝。この近所に住む少女だそうです。
ユウキ「で、なんで千枝ちゃんはここで悩んでいたのでしょうかっ?」
千枝「……実は、好きな人がいるんです」
ユウキ「好きな人、ですかっ」
千枝「はい……なんか、目が輝いていませんか?」
それはまあ、私も恋バナ好きですし……という言葉はぐっと抑えて……
ユウキ「き、気のせいですよっ」
千枝「は、はぁ。 それで、その人に私の想いを伝えようとは思っているのですけど、なかなか伝えられなくて……」
なるほど……想いを伝えるのって大変ですからね。
私がいた未来でもなかなか自分が想っていたことを伝えられないまま、別れてしまった人もいました。
それにいつまでも伝えられない想いほど、辛いものはありません。
ここは……メッセンジャーとして、何かアドバイスしてあげないとっ
ユウキ「なるほどっ。 うーん……根本的な解決になるかはわかりませんが、一度その想いを手紙にしてみればどうでしょうか?」
千枝「手紙……ですか?」
ユウキ「はいっ。 書いてみることで、気持ちの整理もつくかもしれませんっ」
ユウキ「ここに紙と鉛筆がありますので、ここは一つ書いてみませんか?」
千枝「な、なるほど……書いてみます」
そういって、千枝ちゃんは手紙を書き始めました。
最初はかなり悩んでいましたが、ちょっと書き始めるとすらすらと書いていきました。
が、最後の方になっていくにつれて顔がしだいに赤くなっていきました。
でも、頑張って最後まで書き終えたようです。
千枝「で、できました!!」
ユウキ「できましたねっ!すっきりしましたか?」
千枝「はい! なんだかすがすがしい気分です!」
ユウキ「ちなみにどんなこと書きましたかっ!?」
千枝「ええっ!? えっと……それは……」
ユウキ「ああいえっ、無理して答えなくてもいいですよっ!?」
千枝「い、いえ、ここで答えなかったらおにいさんの前でも言えないと思うから……読みますっ!!」
千枝ちゃんは顔を真っ赤にしながらも、勇気を振り絞って読み始めました。
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