過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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87: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/24(金) 01:38:18.92 ID:NGKYIe+ko

 そう言いつつも警戒は怠っていない。
 爆風によって塵が巻き上げられたおかげで視界が悪く、アーニャを完全に倒したか判断できないからだ。
 義手の女は目を凝らし、粉じんの中からアーニャの姿を探す。

 そして発見したのは怪しげな光。

「嘘でしょう……」

 粉じんが巻き上がって視界が悪い中、アーニャは口を大きく空けて義手の女の方を確実に見ていた。
 両手を地につけ、翼は衝撃を吸収する落下傘のように広がり、口の前に集光するエネルギー球は、禍々しい色彩で輝いている。
 そして義手の女が気付いた時にはもう遅かった。

「グウウ……アアアаааааааааааааааааааааа!!!!」

 集積したエネルギーは解放されたように轟音と共に一直線に義手の女へと向かっていく。
 それはアーニャの制御を離れるにつれて大きさを増し、義手の女の元に辿りつ頃にはエネルギー砲の径が彼女を飲み込むほどまでに巨大化していた。

「クううううううぅぅソがぁ!!!!!」

 義手の女は額に青筋を立てながら、両の義手を構えそれが着弾する寸前に。



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