過去ログ - 千早「weepin in the rain」
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20:Zero/ ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/04/04(土) 16:31:22.27 ID:pxNEB4omO
俺は、あの雨の夜の出来事を忘れることはないだろう。

いや、忘れてはいけないんだ……あの涙も、千早のことも。


21:Zero/ ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/04/04(土) 16:33:02.66 ID:pxNEB4omO
今でもまだ、あの時の光景は心に焼き付いている。

涙を流し続ける千早のことも。ただぼんやりとその光景を見つめ続けるだけだった俺のことも。

信頼し合って、お互いに支え合ってきた日々も。
以下略



22:Zero/ ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/04/04(土) 16:35:12.62 ID:pxNEB4omO





以下略



23:Zero/ ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/04/04(土) 16:37:25.57 ID:pxNEB4omO
キリがいいので、少し離れますね。

少し休んだら、また投稿を再開します。


24:名無しNIPPER[sage]
2015/04/04(土) 16:45:14.97 ID:rYukzr2/o
おつおつ待ってる


25:Zero/ ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/04/04(土) 22:01:39.80 ID:pxNEB4omO
寝てました…

お待たせしました(?)、投稿再開です。


26:Zero/ ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/04/04(土) 22:02:46.98 ID:pxNEB4omO
楽しかった日々が、以前にはあった。

当時を思い出して、今でも自分以外に誰もいないはずの部屋の隅々に、千早の面影を見ることがある。

「まだ、引きずっているんだよな……」
以下略



27:Zero/ ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/04/04(土) 22:06:41.78 ID:pxNEB4omO
千早に別れを告げた次の日、俺は社長に千早の担当を外れたいと申し出た。

「……如月君の担当を外れたい、ということかね?」

「はい。……もう、俺じゃあいつをトップにしてやれないので」
以下略



28:Zero/ ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/04/04(土) 22:08:35.49 ID:pxNEB4omO
こうして、俺は千早の担当を外れた。社長には本当に、頭が上がらない。

「……『二人でトップアイドルを取る』って約束、破ることになっちゃったな」

『トップに立つ』という幸せは、俺たちでは掴むことができなかった。
以下略



29:Zero/ ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/04/04(土) 22:10:32.21 ID:pxNEB4omO
そして、今。

降り止まない雨の中。気づけば、また俺は涙を流していた。

「涙……?まだ、残っていたんだな」
以下略



30:Zero/ ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/04/04(土) 22:12:21.55 ID:pxNEB4omO
今、千早はアイドルとしての活動を続けられてはいるが、ランクも伸びず、気を抜けば降格もありえそうな状況だ。

それに……俺との距離は遠ざかってしまっていて、ぎこちない会話しか交わすことができなくなってしまった。

もう一度俺がプロデュースしてやりたい。時々、異常なほどそう思うこともある。
以下略



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