過去ログ - 梓「憂、もう帰ろ?」憂「…………」
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31:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:28:38.10 ID:A/teO6r30



「アハハハハ!」

以下略



32:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:29:34.55 ID:A/teO6r30

「ねぇ梓ちゃん、わたししんじゃうのかなぁ」

「え?なにバカなこと言ってるの。病院で言っていい冗談じゃないよ」

以下略



33:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:30:29.66 ID:A/teO6r30

「…ねぇ」

「…なに?」

以下略



34:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:31:08.95 ID:A/teO6r30

「ねぇ、どうなの」

「意味わかんないんだけど」

以下略



35:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:31:43.33 ID:A/teO6r30

「そんなことが聞きたいんじゃないの」

「憂、落ち着いて。ヘンだよ」

以下略



36:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:33:05.37 ID:A/teO6r30

いつの間にか戻ってきていた唯が二人の間に割って入る。
憂の瞳は血走っていて尋常じゃない色をしていた。
空調の効いた院内のはずなのに、梓は背中に嫌な汗をかいていることに気がついた。

以下略



37:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:35:27.84 ID:A/teO6r30

唯と梓が同時に立ち上がった。

「…う、うん、わかった。じゃあ、憂。終わったらメールして。迎えにくるから。ぜったいだよ」

以下略



38:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:36:18.01 ID:A/teO6r30



病院の出口で振り返ると、待受のソファにもたれる憂の後ろ姿が見えた。
向こうを見つめる唯と梓の視線には気づくわけもなく、振り向きもしない。
以下略



39:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:37:45.69 ID:A/teO6r30


なつかしいテーブルの上には柔らかい光が降り注いでいて、季節を忘れそうなほどあったかくって、それだけでもう大満足。

『うーん…変わらないね、ここは』
以下略



40:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:39:01.67 ID:A/teO6r30

高校時代、毎日…とまではいかなくても部室の次に溜まり場にしていたMAXバーガーは、今もなお絶賛営業中。
ところどころ席を陣取っている女子高生たちは、みんな同じようにケータイをいじりながらもお互いたのしく笑いあっている。
あの頃のわたし達もたぶんああいうかんじだったんだろうなぁ。

以下略



41:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:40:02.78 ID:A/teO6r30


いつもはきちんと時間通りに目を覚ますあずにゃんが、今日は珍しくわたしが起きた時にはまだすやすやと眠っていた。
昨日はなんども寝返りを打ってたし、なかなか寝付けなかったせいなんだろう。
待ち合わせは昼過ぎだったし、そのまま寝かせてあげることにした。
以下略



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