過去ログ - 「竜と友達になる魔法だけが存在していた」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/04/05(日) 02:31:46.80 ID:ld6ZwBRc0
竜「別にいいだろ、飛べないのくらい。風使いだけが道じゃないさ」

少年「そういう事じゃなくてさぁ……、その、悔しいじゃん、ボクが飛べないとテトにまで迷惑がかかる」

竜「私は別にいいんだがなぁ。むしろ下手に飛んで怪我されてもアレだし」


竜と人が暮らすこの都市では、偉大なる彼らと友達になる魔法だけが存在していました。

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2:名無しNIPPER[saga]
2015/04/05(日) 02:35:32.14 ID:ld6ZwBRc0
風を自由自在に操る魔法『ドライヴ』。

竜と人が遊ぶために、竜が人に教えた魔法でした。


以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/04/05(日) 02:38:25.77 ID:ld6ZwBRc0

竜「ていうか卒業試験まで一月以上あるだろう。諦めないで上達を目指すのはどうだ?」

少年「だって同期で飛べないのボクだけだもん……今更上達するはずないよ……」

以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/04/05(日) 02:39:35.96 ID:ld6ZwBRc0
少年「ただいま……」

母「おかえり! 今日の修行はどうだった?」

少年「……」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/04/05(日) 02:40:15.57 ID:ld6ZwBRc0
少年「お父さんはあんなにドライヴが上手いのに」

母「アタシのが遺伝しちゃったかねぇ。母さん昔ドライヴしようとしてね、樹齢200年くらいの大木を根こそぎ持ってったこともあんのよ」

竜「あれはラルカが泣いてたなぁ。あんな娘にドライヴされたら宇宙まで吹っ飛びそうって大慌てで」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/04/05(日) 02:41:10.81 ID:ld6ZwBRc0
テトはイチゴ豚をむさぼりながら言いました。


竜「そう言えばハル、明日魔法理論の試験じゃなかったか?」

以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2015/04/05(日) 09:29:06.89 ID:KHdapMasO
期待


8:名無しNIPPER[sage]
2015/04/05(日) 11:52:36.85 ID:tFKXDEzhO
期待する


9:名無しNIPPER[saga]
2015/04/05(日) 17:32:00.46 ID:ld6ZwBRc0
コンコン。

ハルが机に突っ伏していると、何かが窓を叩きました。

そっと開いてやると、見慣れた銀色の鱗が顔を出します。
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/04/05(日) 17:32:51.80 ID:ld6ZwBRc0
竜「『ドライヴ』」


こんな日はテトの気持ちも晴れません。

以下略



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