過去ログ - 「竜と友達になる魔法だけが存在していた」
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3:名無しNIPPER[saga]
2015/04/05(日) 02:38:25.77 ID:ld6ZwBRc0

竜「ていうか卒業試験まで一月以上あるだろう。諦めないで上達を目指すのはどうだ?」

少年「だって同期で飛べないのボクだけだもん……今更上達するはずないよ……」

竜「うーむ、ハルの悪い癖だぞ、そういう事言っちゃうのは」


ドライヴを行ううえで欠かせないのが、竜と人との相性です。

例えばある人と飛べば10フィートの高さまで行けるところを、別の人なら20フィート行けちゃうなんてざらです。


性格などもあるでしょうが、ドライヴは相性のいいペアで行うのが鉄則なのです。

そうは言っても大抵の家に一体は竜がおりましたので(竜は相性の良い家と代々付き合っていきます)、ペアすらいないという事は稀でしたが。


竜「さ、今日の修行はこの辺にして、そろそろご飯食べに戻ろうか」

少年「……」


竜と人が共に暮らすようになってからは、一つの家で一体の竜と友達になるのが一般的になりました。

お父さんが友達だった竜は、お父さんの子供も友達です。


竜は寿命が長いので、何世代もその一族と友達になります。

友達になるのに契約や血は要りません。

竜は遊び好きでしたので、何かに縛られたり堅苦しい契約などで、友達を定義づけたくはありませんでした。



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