22: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 00:29:04.43 ID:L/XPeEV/0
(……なんだ。俺は頭も身体もポンコツじゃないか)
だけど、働かなくては。
俺が担当している子は、彼女だけではないのだから。
23: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 00:30:45.06 ID:L/XPeEV/0
実際のところ、今の俺がこなすべき仕事は少ない。
担当しているアイドルのスケジュールは、一人を除いてだいたい埋まっている。
今日も彼女たちはレッスンに励んでいるはずだ。
24: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 00:32:26.25 ID:L/XPeEV/0
やめてくれ。
俺はそんな情けを受けるに値する男じゃない。
そう叫び出したくなる。
25: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 00:37:37.19 ID:L/XPeEV/0
読んでくださりありがとうございました。
今日はとりあえずここまでになります。
桃華ちゃま出番なくてごめんなさいごめんなさいほんとごめんなさい。
26: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:44:46.47 ID:L/XPeEV/o
更新いきます。
ようやく桃華ちゃまに出番が……。
でも最初の方はまだPのターンです。
27:名無しNIPPER[sage]
2015/04/09(木) 23:45:36.60 ID:L/XPeEV/o
Chapter.1
業務日誌 x年11月x日
28: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:46:43.58 ID:L/XPeEV/0
……俺は思わず彼の正気を疑ってしまった。疑ったばかりかそのまま口に出した。
具体的に何を言ったかは覚えていないが、即クビにされても不思議ではないことを言ったという事実だけが記憶に残っている。
未だ担当アイドルがおらず、スカウトの実績もない。そんなプロデューサーとは名ばかりの最底辺にいたのが俺だった。
29: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:47:32.90 ID:L/XPeEV/0
……アホかと思うよな。
出張に行くまでは許容できるとしても、なんで今すぐ行かされるんだって。
どうもその予言だか託宣だかには、期限がきられていたらしい。
30: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:50:11.67 ID:L/XPeEV/0
SideChange
……この図書館にやってきてから、どれくらいの時間が経ったのでしょうか。
わたしは今、この第一閲覧室にある最後の収蔵品にとりかかるところです。
31: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:51:11.78 ID:L/XPeEV/0
それともう一つ、新たな発見がありました。
最初の思い出では、わたしと女の子は言葉を交わすことができていました。
けれど一部のつらい記憶、忘れたいような記憶の中では、わたしの言葉は彼女に届かなかったのです。
32: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:52:10.12 ID:L/XPeEV/0
Memory - お姫様ティアラ
――小鳥の声が聞こえます。
夢の世界に沈んでいた意識が、ゆっくりと浮上していきます。
119Res/68.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。